voice

お客様インタビュー
指輪を見るたびに作った日のことを
全部思い出せるんですよ
長谷川 様
出会いは偶然――お菓子屋さんで欲しい物が被ったんです
インタビュアー:長谷川様は約5年前、結婚指輪を作りに鎌倉彫金工房へいらしてくださいました。早速ですが、おふたりの出会いを教えてください。
旦那さま:偶然なんです。あるお菓子屋さんにふたりともお客さんとして来ていて。欲しい物が被ったんです。残念ながら一個しかなくて、どうぞどうぞって。結局僕が譲ったんですが……。
奥さま:私がお店の前でお礼を言おうと思って待っていて。
旦那さま:そこでの立ち話が長引いたんでお腹も空いたしって別のお店に入って、そこで連絡先交換して。
インタビュアー:すごい!素敵ですね。
旦那さま:僕の友達は誰も信じてくれなかったんですけど(笑)
奥さま:みんなから漫画みたいって言われますね。
インタビュアー:プロポーズはいつだったのですか。
奥さま:出会って1年半くらいですね。私の誕生日だ。
旦那さま:あなたの誕生日だね。誕生日のお祝いと称して……。
奥さま:まずその当時好きだったキャラクターのぬいぐるみをくれたんですよ。そしたらそのぬいぐるみが婚約指輪を持ってた……。
インタビュアー:わー、いいですね!!
旦那さま:そこだけ聞くといい感じですけど、実際には風呂敷をリュックにしてぬいぐるみに背負わせて、指輪はその風呂敷の中に仕込んでいたので「なんか背負ってるね〜」って(笑)こっちとしては風呂敷の中を見てもらわないと本題にいかないんで、ちょっと誘導しないといけなかったっていう(笑)
奥さま:「そろそろだろうな」というのはありましたけど、嬉しかったです、とても。
一回下見したがるタイプなんで、僕にしては珍しいんですが
インタビュアー:結婚指輪は最初から手作りを考えていらしたのですか。
奥さま:結婚式ギリギリで指輪がないって気づいたとき、知り合いが結婚指輪を手作りしたっていう話をしていたのを、ふっと思い出したんです。不器用なんだけど何かモノを作ったりするのが好きだったし、彼もすごく器用なので、きっと「良いよ」って言ってくれるだろうなと思って。
インタビュアー:鎌倉彫金工房を選ばれたきっかけを教えてください。
奥さま:「指輪手作り 神奈川」ですぐに調べて、一番最初に出てきたのがここ(鎌倉彫金工房)だったんです。「結婚指輪作ってみない?」っていう話をして、ホームページ見せたらいいね、って……。
インタビュアー:実際、旦那さまは手作りすることに抵抗はなかったのですか。
旦那さま:はい、抵抗は全然なくて。小さいころは図工でモノを作ったりとかっていうのが好きでしたし。工房の雰囲気とかどんなことやるかっていうのを見たら、僕が多分食いつくんだろうな、ノーと言わないだろうなというのを、彼女も理解してくれてたんだと思います。
インタビュアー:ご来店される前に、不安はありましたか?
旦那さま:特にありませんでした。ホームページでお店の雰囲気とかやることとかが明確にイメージできたのかも。一回下見したがるタイプなんで、僕にしては珍しいんですが、出ている情報を見るだけで「いいかもしれない」と思って、すぐに「予約しちゃって!」って言いました。他にも結婚指輪が作れるお店ってあるけど、比較してどうするっていうのもなかったよね。
奥さま:なかった。もうここがいい!って
インタビュアー:ホームページ担当をしているので嬉しいです!ありがとうございます!!
自分たちが作るっていう意識をもたせてくれる
インタビュアー:実際に手作りしてみて、いかがでしたか。思っていたのと違った、というところなどはなかったでしょうか。
奥さま:ある程度形になったものが出てくると思ってたんで、棒が出てきた時に「ん?」とはなりました(笑)
旦那さま:僕は予習して知ってたけど……。そうだね、驚いてましたね。
インタビュアー:そうですよね。最初に金属の棒を見て「これが指輪になるの?」と驚かれる方は大勢いらっしゃいます。手作りしてみての感想を教えてください。
旦那さま:純粋に作るのを楽しませてもらったのと、あとは仲田さん(当日長谷川様を担当した職人)ですね。お互いの指輪を作りあったんで、責任もって完成させなきゃっていうプレッシャーと、失敗したらどうしようという不安があったんですよね。その気持ちを払拭してくれたのが仲田さんで、かけてくれる言葉やフォローのおかげでちゃんとした指輪が作れたんではないかと思います。
仲田:ありがとうございます、嬉しいです。
旦那さま:同じお客様インタビューで他の方も仰っていましたが、指輪をチェックする時にかけてくれる言葉が絶対に「お手伝いします」なんですよね。「直します」とか「これ失敗してますね」とかマイナスな言葉じゃなくて。ただ作り方を教えるとかじゃなくて、結婚指輪っていう人生の一部のモノに対して、自分たちが作るっていう意識をもたせてくれることと、それに対して全力で手伝ってくれるっていう姿勢がすごいなって。
仲田:光栄です。
この形になっているのって、探しても絶対にこれしかないと思う
インタビュアー:奥さまは、指輪は思ったとおりにできましたか。
奥さま:……(旦那様を向いて)できたのかなあ(笑)?
旦那さま:(笑)つちめ(金槌で叩いて入れる模様)をつけて欲しいというオーダーをしたんです。やってもらったら1箇所だけ打つ位置がズレちゃって。やってる時に、彼女から「あ゛」って声が……。顔も泣きそうになってたんで、なんかやったなって(笑)でも確か仲田さんに「こういうのって味ですよね」ってフォローしてもらったんですよね。
奥さま:ただ失敗したときは、本当絶望でした。「ここまでがんばったのに!やってしまった!」って。
インタビュアー:忘れられない思い出ですね。
奥さま:ですね。
インタビュアー:旦那さまにデザインのお気に入りポイントを伺いたかったのですが、そのつちめでしょうか。
旦那さま:うん、そうですね。この形になっているのって、探しても絶対にこれしかないと思うし。模様はひとつひとつ彼女に金槌で打ってもらうんですけど、力加減も変わるから模様の表情って全部違うんです。この模様を見ると、あのとき必死になって打ってたな、頑張ってくれてたなっていうのを思い出せるんですよね。つちめを打つって工程をひとつ増やしちゃったけど、今はつちめを頼んだのは正解だったと思ってます。
インタビュアー:素敵です!つちめブームが来そうですね。一方で、奥さまは甲丸デザインを選ばれました。
奥さま:楽器を演奏する仕事をしているので、ずっとつけていても気にならないようなものにしたいなと思って、なるべくシンプルなものを。あとはピンクゴールドが肌なじみが良くてとても好きなので選びました。あとは、リングサイズですね。
インタビュアー:サイズ選びは難しいですよね。
奥さま:そうなんです、指輪がもともと好きなのもあり、自分の指のサイズは把握していたつもりだったんです。それで作ろうと思っていたら仲田さんが「いや、絶対違います」って結構強めに(笑)それがすごくありがたかったです。たぶん私が思ってたサイズだと、楽器吹いている時に気になって外したりしてたと思うので。本当にぴったりなので、絶対外さないです。
旦那さま:たまにお手入れする時に外すくらいで、そういえば外しているの見たことないね。
入浴するときも、寝るときも、家事のときも、毎日身につけています
インタビュアー:お作りになられてから5年ほど経過していますが、鎌倉彫金工房で手作りされた結婚指輪の調子はいかがですか。
奥さま:ふたりとも入浴するときも、寝るときも、家事のときも毎日身につけていますが、調子とかは特に何も考えたことなかったね。
インタビュアー:手作りの指輪は耐久性が不安だと思われる方もいらっしゃいます。
奥さま:全然心配なしだよね。
旦那さま:うん。素人ですが、あれだけバーナーで熱してハンマーで叩いてっていう工程を見ているので、壊れるとか、耐久性が不安とかっていう意識は、既製品よりないんだろうなと思います。万が一壊れたらここにまたすぐ来ればいいやというのもあるし。
インタビュアー:アフターケアも、ご利用されたことはないですか。
旦那さま:はい、まだないですね。
指輪を見るたびに作った日のことを全部思い出せるんですよ
インタビュアー:最後にお伺いします。おふたりは手作り結婚指輪を選んで良かったと思いますか?
旦那さま:はい、手作りだからこそ記憶に残ることがたくさんあります。出来上がるまでのプロセスだったり気持ちだったり、手伝ってもらった仲田さんとか。俗にいう思い出が、既製品よりも強く残ると思います。
奥さま:かぶっちゃうんですけど、指輪を見るたびに作った日のことを全部思い出せるんですよ。すごい楽しかったこととか、失敗したなってことも含めて(笑)本当に思い出がいっぱいつまっているので、ね。そんな感じです。
インタビュアー:ありがとうございました。

rings

ふたりの作成した結婚指輪
その他のインタビューを見る