システムメンテナンスに伴うサービス一時停止のお知らせ

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■メンテナンス日時
2024年05月13日(月)18:00~23:59

■対象
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結婚式をしていないので、結婚の証って今日までなかったんです

お客さまインタビュー vol.19
飯島 様
結婚することがあるなら絶対に鎌倉彫金工房と決めていました
──奥さまには、6年ほど前から鎌倉彫金工房のホームページ運用業務を手伝ってもらっています。ずばり自らの結婚指輪に鎌倉彫金工房を選ばれた決め手はなんですか?
奥さま:独身時代、夫に出会う前から、結婚することがあるなら絶対に鎌倉彫金工房で結婚指輪を手作りすると決めていました。携わらせていただいている中で、お客様インタビューやSNSの投稿など、たくさんのお客様の感想やお写真を拝見するにつけ、みなさん楽しそうだな、絶対に私もここでって。迷いませんでした、鎌倉一択です。
──旦那さまは手作り結婚指輪のことをご存知でしたか?
旦那さま:いいえ、結婚指輪が普通の人が手作りできるものだってこと自体知らなかったです。ジュエリーショップで買うというイメージしかなかったから、手作りできるんだって。新鮮でした。
──奥さまから「鎌倉彫金工房がいい」と伺って、いかがでしたか?
旦那さま:面白そうだと思いました。僕の出身は静岡県の浜松市というところですけれど、浜松はものづくりの町と言われているんです。それが理由ではないかもしれませんが、もともとものづくりが好きで。趣味でプラモを作ったり、前職は自動車の工場に勤めていたり。指輪もどうやって作るのかなというのに興味がありました。
──不安はありませんでしたか?
旦那さま:妻が選んだものなら確実だろうと思っているので、不安はなかったですね。公式インスタのリールに制作風景のショート動画もアップされていますよね。それも見せてもらっていましたし。
シンプルでスタンダードというのは意見が一致していたので
──デザインはどうやって決めたんですか?
奥さま:プラチナ、甲丸、クリア! ずっと憧れていました。今まで銀色は、ファッションリングでもわざと避けていたんですよ。銀は結婚指輪の色だろうって。
旦那さま:シンプルでスタンダードな結婚指輪というのは僕も意見が一致していたので、公式サイトの先輩作品集も見て同じものを選びました。
──婚約指輪は用意されましたか?
旦那さま:いいえ、用意しませんでした。プロポーズの時には婚約指輪でなく妻が前から欲しがっていたバッグをプレゼントしたんです。
──素敵です! なぜ婚約指輪でなくバッグを選ばれたのでしょうか。
旦那さま:妻から婚約指輪はいらないと言われていたんです。職場の人にも相談したりしてちょっと悩んだんですが、指輪でなくても一緒に渡せるもの、自分の気持ちを伝えられるものがあるといいなって思って。記念にもなりますし。
記念、思いみたいなものがモノに込められるんだと初めて知った
──奥さまにとっては、プロポーズ時に何かアイテムがあるっていうのはまさにサプライズでしたよね。?
奥さま:はい。モノはいらないと思っていたんですが、もらったら嬉しかったです(笑)もともと婚約指輪はいらないからね、って言ってたのって、モノを増やしたくないっていう思いがあって。指輪をつける習慣もなかったですし。ですが、モノとしての婚約指輪というよりも、記念、思いみたいなものがモノに込められるんだな、というのをバッグをもらって初めて知ったんです。そう思ったら婚約指輪もちょっと欲しかったかもなって。工房でお仕事をしている中でも気づけなかったことに今回気づけたので、より仕事に身が入るなというのも感じました。
──まあ、後からでも、ね。
廣瀬(職人):そうそう(笑)
旦那さま:そっかそっか(笑)
奥さま:アニバーサリーコースもありますものね。
真剣に指輪を磨いているのを見て、感極まる瞬間がありました
──飯島様には本日、このインタビューの前に結婚指輪を手作りしていただきました。本日の感想を教えてください。
旦那さま:全てが新鮮で、楽しい、充実した3時間でした。工程がうまく想像できていなかったので、はじめプラチナが棒で出てきた時「棒!?」って。道具も棚にたくさん用意されているけれど、こんなたくさんの種類使うのかな、いや、結局全部使ったぞって。
──想像できなかった分、新鮮さがあったんですね。
旦那さま:はい。あとは意外と工程が細かくあって、結構神経を使いました。緊張したりする瞬間もあって、職人的だなと。
奥さま:彼が真剣に指輪を磨いているのを横で見て、ちょっとウルッと、感極まる瞬間がありました。結婚式をしないことにしたので、結婚の証とか思い出っていうのがこれまでなかったんです。それが今日だったのと、またここから決意を新たにというか。結婚したんだという認識をより強く感じることができました。
──奥さまは、工程については既にご存知だったと思うんですが、自分の結婚指輪となるとまた違う思いがおありだったのでしょうか。
奥さま:仰るとおりです。制作時間3時間、というのは知っていたのですが、そんな長時間耐えられるはずないと思っていました。飽きたら廣瀬さん(当日飯島様を担当した職人)に任せよー、と思っていましたが、あっという間で……。
旦那さま:来る時から言ってたんだよね、1時間ぐらいで集中力切れるからって。
奥さま:そうそう。でも、彼のを作ったので責任があったのもあり、杞憂でした。
旦那さま:買ってくるとか、人に作ってもらうとかより思いがこもりますし、自分で作ったという思い出を残せるのが素敵ですよね。しかも相手の結婚指輪を作ったのでさらに気持ちをこめて作れたなと思います。
バーナーはずっと触ってみたいと思っていたんですよ
──印象に残っている工程はありますか?
旦那さま:バーナーで棒を輪っかにつなげるのが印象に残っています。バーナーはずっと触ってみたいと思っていたんですよ。前職の自動車工場でバーナーが身近にあったのですが、バーナーは資格がいるので触れなかったんです。その時からいいなぁと思っていたので。
──鎌倉彫金工房では資格を持つ職人がサポートすることで、どなたでも体験いただけるようになっているんですよね。
奥さま:私は磨くの多い!っていうのが印象に残っています。丸くなってからが本番。
廣瀬:仰るとおりです。
奥さま:できたと思っても、「次はこれで磨きます」「これでやすります」っていうのが思っていたより多くって。まだですか!って(笑)でも、廣瀬さんが「これがあったから、こうなって、今こんなに輝いてるんですよ」っていうのを教えてくれてたから頑張れました。大変なのはしっかり意味があったんだと。
──分からない、できない、というタイミングはありましたか?
旦那さま:ありませんでした。苦手なところもアドバイスいただいたり、すごく褒めていただりしたので。
奥さま:そう、いっぱい褒めてくださった……。
旦那さま:だから気持ちよく制作できました。
結婚した実感が今日までなかったので、本当に結婚したんだなと
──そのほかの職人の対応について、感想を教えてください。
旦那さま:アドバイスを的確にしていただいて、1工程ずつ丁寧に確認していただいて、バッチリですって褒めてくださって、何も分からない中で始まって緊張していた気持ちもすぐほぐれました。
奥さま:彼の言うとおり丁寧で優しかったのもそうですが、私らしい感想を申し上げると忘年会でお会いした時と全然違いました(笑)
旦那さま:そうなんだ。
奥さま:うん。廣瀬さんには面白くて話しやすい方という印象がありましたが、当日は仕事の感じというか、職人と作る人という関係でいてくださったので、逆に私もピリッとしたというか。だからこそ、ただのモノを作るんじゃないんだぞっていうを感じることができました。ありがたかったです。
──できたての結婚指輪を身につけられてみての感想を教えてください。奥さまは憧れのプラチナリングです。
奥さま:はい、感慨深いです。結婚指輪の本来の意味である結婚の証、絆の証ということを思うと、今日からがんばろう、仲良くやっていこうって思います。あとは、めちゃくちゃ綺麗で眺めるだけで嬉しいです。
旦那さま:結婚した実感が婚姻届を出してから今日まで本当になかったので、本当に結婚したんだなと、指輪を見て感じました。僕の指輪は妻に作ってもらったので相手からの気持ちも伝わる、いつでも相手を意識できそうだなって。とてもいいモノになりました。
奥さま:だから!結婚指輪は、ただのモノではないんです!
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