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自分の気持ち、相手に対する気持ちを再確認できる機会になりました

お客さまインタビュー vol.23
高橋 様
新しい年明けとともに新しい道を一緒に歩んでいければって
──お付き合いが長かったと伺ったのですが、プロポーズを決意されたタイミングはいつでしたか?
奥さま:聞きたい……。
旦那さま:去年の夏、僕の誕生日が過ぎた辺りですかね。プロポーズが近いだろうな、年内か、とかいろいろ考えているうちに、新しい年明けとともに新しい道を一緒に歩んでいければって思って、今年の元日にプロポーズしました。
──素敵です!
奥さま:一緒に住もうかみたいな話はしていたので、そろそろかなっていう予感はあったんですけど、元日っていうのは思いもよらなかったのでびっくりしました。初詣に行った後、公園をブラブラしていたら「どこかゆっくり話せるいいところないかな」ってお話をされていたので、「いいところ?」って(笑)
旦那さま:違和感は相当ありましたね。
──お二人はご旅行が趣味だと伺いました。
旦那さま:そうですね。最近はあまり行けなくなってしまったんですけど、年2回くらいは旅行に行っていました。
──いいですね。一番思い出に残っている場所はどちらですか?
旦那さま:全部それぞれなんだけれど……。
奥さま:せーの、で言う?
──いいですね。せーの!
旦那さま:栃木
奥さま:花火大会!
旦那さま:花火大会って場所じゃないよ〜(笑)
奥さま:静岡の!
旦那さま:ああ、そうか、そうだね。袋井のね。確かに、良かったね。付き合って初めて行った旅行ですね。覚えてます?
奥さま:そっか。初めてかは覚えてなかったんですけど、その花火大会が土砂降りでね。
旦那さま:大雨だけど花火は打ち上げたんですよね。でもさすがにこれは続行不能だってレベルの大雨になって、ずぶ濡れになりながら宿に帰ったんだよね。
──旦那さまはなぜ栃木を選ばれたのですか?
旦那さま:鬼怒川温泉ですね。もう1回行きたいねって思うような宿だったんですよね。
──ぜひ後ほどそのホテル教えてください(笑)
時間や手間をかけることで、オリジナリティやその人にしかない色が出る
──高橋様は7年前にも、シルバーのペアリングを作りに工房にお越しくださっています。当時、鎌倉彫金工房を選ばれた理由を教えてください。
旦那さま:やっぱり手作りっていうのが何より一番でした。自分で作りますから、気持ちがこもるなって。ブランドものなどにお金をかけるっていうのも素敵だと思うんですけれど、時間や手間をかけることで、オリジナリティやその人にしかない色が出るのかなって思っています。どうですか?
奥さま:いやあ、素敵なコメントの後に……(笑)でも私も、手作りっていう点が本当によかったなって思ったポイントで。失敗してもそれがまた味なりますし。そもそも職人さんがすごく丁寧で失敗がありえないくらい本当にいいものを作れたなっていう感覚がありました。
──婚約指輪はご準備されましたか?
旦那さま:婚約指輪は作っていないんですよね。
奥さま:欲しいかどうか聞いてくれたんだよね。私が元々ブランドをそこまで知らなかったり、手作りとか一緒に選んだものがいいなと思っていたりしたので、婚約指輪っていう形ではなくて、お手紙や他のものが嬉しいかもというのをお伝えしました。
──素敵なお考えです。
素材や仕上げの特徴や背景も含めて教えてくださるので
──結婚指輪のデザインについて教えてください。あらかじめデザインは決めていらっしゃいましたか?
旦那さま:ホームページを見てね。
奥さま:はい。デザインとか、プラチナ素材でっていうのは考えてたんですけど、最終的には実際に工房でサンプルを見て、普段の洋服の感じと合わせて決めました。
──お二人のお作りになった指輪には、どんな特徴があるんですか?
小野寺(職人):同じプラチナの素材ですが、仕上げをそれぞれ、奥さまはクリア、旦那さまはマットと別々のものをお選びいただきました。ペア感はちゃんと残しながら、印象が違って見えますよね。
旦那さま:お互いに作りあったんです。
小野寺(職人):そうなんですよね。クリア仕上げは、鏡のようにキラキラに磨き上げる、頑張りがそのまま出る仕上げなので、旦那さまにはすごく頑張って磨いていただきました。
旦那さま:そうでした。
小野寺(職人):あとは、クリア仕上げは使っていくとどうしても小キズがつくんですが、それが思い出というか、味になるのが魅力です。アフターケアで仕上げ直しもできますが、日常的な傷は思い出として楽しんでいただくのがおすすめです。
──傷も楽しめるって素敵ですね。
小野寺(職人):旦那さまのマット仕上げは、クリアとは違って正解がなくて、仕上がり方は傷をつける方次第。傷ひとつひとつを楽しみながら使っていただくことができます。また、クリアは小キズがつくと申し上げたのですが、逆にマットは傷が柔らかくなっていくのが面白いところです。
──日々の摩擦で加工がならされていくイメージですね。
小野寺(職人):なので、別々の仕上がりなんですが、普段遣いしていくと徐々に似通っていくと思っています。それぞれの指輪にそれぞれの経年変化が起きて、少しずつ雰囲気が変わっていくのが面白いですよね。
旦那さま:そういう素材や仕上げの特徴や背景なんかも含めて教えてくださるので、より嬉しい気持ちだったり、作業に気持ちが入ったりっていうのを感じます。そこも含めて素敵な時間だったなって思っているんですよね。
大変さも忘れるくらいの達成感がありました
──結婚指輪の手作りを実際に体験されてみて、いかがでしたか?
奥さま:シルバーリングを作った時から期間が空いていたので、すっかり忘れていて。どのくらいの力でやればできるかとか、試行錯誤しながら、小野寺さんに教えていただきながら、作りました。力が必要な工程や、磨きなど難しい工程もあったんですけれど、完成した時にはその大変さも忘れるくらいの達成感がありました。
旦那さま:クリアに仕上げる工程って、独特な姿勢で、入念に、丁寧にやらなきゃいけないんですよね。美しさが際立つ瞬間っていうのを感じやすい作業だったので、その工程が一番印象に残っていますね。
──苦戦したポイントはありましたか?
旦那さま:苦戦かあ。小野寺さんが細かく見てくれるし、褒めてくれるんですよ。だから苦戦とか、大変っていう感覚は正直言うとなかったですね。
本当に一緒になるんだなっていうのを深く感じました
──完成して指にはめてみた時の感想を教えてください。
奥さま:素直に嬉しかったです。今までなかったところにアクセサリーがあるっていうのは、特別な気持ちでした。あとは、やっぱり何をするのにも手を使うので、ふと見るたびに近くにいてくれるような感覚があって、本当に作ってよかったなって感じます。
旦那さま:シルバーのペアリングは右手にしていたんですよね。左の薬指に指輪をするというのは初めてのことだったので、いよいよ結婚をするんだなと。なんていうんでしょう、出会ってからが長いので余計に、本当に一緒になるんだなっていうのを深く感じました。
──ぜひ周りの方の反応も教えてください。
奥さま:結婚指輪が手作りっていうこと自体に結構びっくりされる方が多い印象でしたね。作っている過程を撮影した動画や写真を友人にも見てもらったんですが、こんな感じなんだって結構皆さん驚いていました。
旦那さま:職場の方が気づくんですよね。「高橋さん、ご結婚されたの?」って小声で(笑)だから同じ声で「結婚したんです」って(笑)そうやって気づいてくださるから話のきっかけになるんです。しかもね、作ったんですよって言うと、指輪って作れるの!?って。より話が広がるし、毎回嬉しい気持ちになります。
自分の気持ち、相手に対する気持ちを再確認できる機会になりました
──検討中の方もこのインタビューをご覧になると思いますが、鎌倉彫金工房のおすすめポイントを教えてください。
旦那さま:作業を通じて、自分の気持ち、相手に対する気持ちを再確認できる機会になりました。あるいは、作っている妻の姿、彼女の姿を見れる喜びっていうのもあるかなって思います。
──すごく思いやりのある、素敵な視点です。
旦那さま:自分の一番大切な人の、素直な姿っていうのかな。自然と出てくる笑顔とか集中している真剣な姿を間近で見られるっていう意味で、かけがえのないものがこの手作り結婚指輪なんじゃないかなと思いますね。
奥さま:これから何十年と一緒にいろんなことを経験していく、最初の一歩がこの手作り結婚指輪だと思うんです。どういうデザインにするかの話し合いから始まり、一緒に作って、難しい時は手伝ってもらったり、逆にできることはやったりとか、お互い助け合いながら作ることができたので、結婚生活の第一歩としてもおすすめだと思います。
──愛情あふれるお二人のお話を伺って、私も日々の中で大切な人との関係を大事にしたいと改めて感じました。ありがとうございました。
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