あけましておめでとうございます
2020.01.19
新年、あけましておめでとうございます。鎌倉彫金工房です。
旧年中は、格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
「去年今年貫く棒の如きもの」
私が年越しの時期になるとなんだか決まって思い出してしまうのは、高浜虚子の有名なこの句です(調べてみると高浜虚子の終の棲家が鎌倉にあったのだそうで、かつてはこの句が鎌倉駅の構内にも掲示されていたのだとか。なんたる偶然!)。
この句は「去年と今年は一瞬にして入れ替わるのに、時間は棒で貫かれたみたいに変わらず流れている」と詠むこともできれば、「時間は変わらず流れているけれど、去年と今年は年越しの一瞬を境に明確に区切られている」と解釈することもできます。
時が棒で貫かれているなら、年を越すからと言ってわざわざ大掃除しなくてもいいかなとも思う年もあれば、やっぱり年が改まるなら気分も新たに大掃除しよう、と思う年もあり、毎年都合のいい解釈で詠むようにしています。
2019-2020年は、区切りをつけて新たなスタートを切ることができました!
みなさま令和最初のお正月、どのように過ごされましたか?
工房はというと、5日より営業を開始いたしました。
早速たくさんのお客さまにご来店いただいております。2020年も、引き続き(棒のごとく)おふたりの愛をかたちにする手づくり結婚指輪、手づくり婚約指輪で、かけがえのない楽しい時間を提供し続けてまいります。
本年も、鎌倉彫金工房をよろしくお願いいたします。