鎌倉で過ごすゴールデンウィーク
2023.04.28
もうすぐゴールデンウィークがやってきます。春から初夏にかけての鎌倉は、美しい自然やお祭りなど、楽しいスポットがたくさんあります。
今回は、ゴールデンウィークを楽しく過ごせる、鎌倉の素敵なスポットやイベントをご紹介いたします。
・長谷寺や光則寺で見られる『藤棚』
鎌倉では、4月下旬から5月中旬にかけて美しい藤の花を楽しむことができます。
鶴岡八幡宮を始めとした多くの寺院で楽しむことができますが、特に長谷寺にある観音堂前の藤棚は有名で、毎年多くの人々が藤を楽しむために訪れています。ボタンやツツジも見頃を迎えるため、一緒に楽しめることも魅力的。
また、光則寺では、門前に美しいシロフジが咲き誇り、その奥に咲くノダフジと合わせて2種類の藤の花を楽しむことができます。
・初夏の新緑を楽しむなら
緑が生い茂る初夏の鎌倉は、寺院や神社で新緑を楽しむことができます。
報国寺は代表的なスポットのひとつです。幻想的で美しい竹林の庭を散策したり、新緑に囲まれた枯山水の庭を楽しむことができます。休耕庵という茶席では抹茶をいただくこともでき、緑を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことも。
また、江ノ電沿いには桜並木や緑豊かな景色が広がる場所が多く、路線沿いをふらりと散歩することでも気軽に新緑を楽しむことができますよ。
・鶴岡八幡宮の菖蒲祭
5月5日の端午の節句には、鶴岡八幡宮で「菖蒲祭」が開催されます。五節句の一つである端午の節句は、別名「菖蒲の節句」とも呼ばれています。
菖蒲には古来より「邪気を避ける力がある」と信じられ、菖蒲を門にかけたり、菖蒲湯に入るなどして邪気を祓う風習がありました。「菖蒲祭」では、子供の成長とお年寄りへの敬慕を込めた神事が執り行われます。
・鎌倉宮の草鹿
菖蒲祭と同じ端午の節句には、鎌倉宮にて「草鹿」が開催されます。
この神事の起源は、かつて源頼朝が催した「富士の巻狩(まきがり)」と呼ばれる軍事訓練と言われています。草を束ねて鹿を模した的を作り、それを射る訓練を行っていたことが、現在は「草鹿」として残っているそうです。
ゴールデンウィークの鎌倉は、多くの人々が訪れます。工房での指輪作りの体験と合わせて、鎌倉の緑美しい季節がお客さまの素敵な思い出になりましたら幸いです。