誕生石を組み合わせて作る婚約指輪・結婚指輪
2023.07.02
誕生石を施したデザインの婚約指輪・結婚指輪は、特別感があり人気のデザインのひとつ。中でも、2つ以上の宝石を組み合わせたデザインは、より個性的に仕上がるため、お二人だけの特別な指輪に仕上げたい方にもおすすめです。
今回は、誕生石を組み合わせたデザインの指輪を作る場合のコツと、鎌倉彫金工房の先輩作品をご紹介します。
2つ以上の宝石を組み合わせたデザインの指輪を作る際に、どの宝石を組み合わせようかと悩まれる方もいらっしゃると思います。お二人の好みの宝石をお選びになることはもちろん、その宝石の持つ意味などからピックアップしてみるのもおすすめです。
・お二人の誕生石を選ぶ
2つの宝石を組み合わせる中でもオーソドックスなものは、お二人それぞれの誕生石をお選びになるデザイン。お相手さまの誕生石と合わせることで、絆やつながりを表したデザインに仕上がります。
こちらの先輩作品は、お二人の誕生石である3月誕生石「アクアマリン」と11月の誕生石「シトリン」をあしらったデザインです。それぞれ、お二人のイニシャルの前後にあしらうことで、2本揃うことで完成される特別感のある仕上がりになりました。
・石言葉から選ぶ
次にご紹介する選び方は、宝石の持つ「石言葉」からお選びになるデザインです。お二人が大切にしたい言葉を持つ宝石や、それぞれの誕生石と石言葉などを組み合わせて選んでみるのも良いでしょう。
誕生石やカラーストーンの石言葉は、こちらの記事に記載していますので、合わせて参考にしてみて下さい。
こちらの先輩作品は「熱情、仁愛、威厳」などの意味を持つルビーと、「慈愛、誠実、徳望」などの意味を持つサファイアを組み合わせた結婚指輪です。ゴールドの地金の指輪のうえで華麗に輝く2色の宝石には、お二人の強い愛情と、お互いを想う気持ちが込められています。
・誕生石の色から選ぶ
最後にご紹介する選び方は、宝石の「色」からお選びになるデザインです。お二人の好きな色や、普段の装いに合う色、ラッキーカラーなどから選ぶこともおすすめ。また、ヨーロッパに古くから伝わる「サムシングフォー」のひとつ「サムシングブルー」から、青い宝石を選ばれる方も少なくありません。
こちらの先輩作品は、タンザナイトとダイヤモンドを組み合わせた結婚指輪です。淡いブルーパープルのタンザナイトと透明なダイヤモンドを組み合わせて、上品で美しい輝きを手元に与えてくれる仕上がりになりました。
今回は、誕生石の組み合わせについてご紹介しました。宝石の組み合わせ方は無限大にあります。ぜひ、お二人だけの特別な組み合わせを見つける参考にしていただけたら幸いです。