工房でお預かりする「石留め」作業って?
2023.07.07
鎌倉彫金工房の手作り指輪で選べる「石入れ(石留め)」は、人気のオプションメニューのひとつ。お作りいただいた婚約指輪・結婚指輪をお預かりし、工房の職人の手で石を埋め込みますが、どのような流れで石留めをしているのか気になるお客さまも多いのではないでしょうか。
・「石留め」オプションについて
石留めオプションは、お客さまにお作り頂いた婚約指輪や結婚指輪に、ダイヤモンドや誕生石などの宝石をお入れするサービスです。指輪をお作りいただいたあとに工房で3〜4週間お預かりし、職人が宝石を埋め込みます。
鎌倉彫金工房での石留めは、ダイヤモンドは婚約指輪の定番である「爪タイプ」、ダイヤを枠で囲った「枠タイプ」、指輪本体に宝石を埋め込む「埋めタイプ」の3種類をご用意しています(誕生石やカラーダイヤは「埋めタイプ」のみ)
今回は、「埋めタイプ」の石留め作業とその流れについて、ご紹介いたします。
・職人による作業の流れをご紹介
①下穴を開ける
「リューター」と呼ばれる工具を使い、指輪の宝石を留める位置に穴を開けます。
②石のサイズに合わせて削る
削り、石を埋め込む窪みを作ります。
④石を留める
「ミルタガネ」という工具で、宝石の周りに4点の丸い爪を作って留めます。
⑥チェック、完成
傷や汚れがないか、何度も入念にチェック。そして完成です。
今回は、なかなか見ることのできない「石留め」の工程をご紹介しました。工房の職人たちも、お客さまからお預かりした大切な結婚指輪・婚約指輪をより美しく仕上げるお手伝いができるように、日々技術を磨いています。
世界で一つの手作り結婚指輪・婚約指輪に特別な輝きを添える「石留め」オプション。指輪の装飾にお悩みのお客さまも、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。