結婚式を挙げない「ナシ婚」とは?
2024.02.02
結婚式や披露宴を行わない「ナシ婚」。結婚観の多様化や社会情勢の変化から「ナシ婚」という方法を選ぶ方も増えているんです。
今回は、近年注目されるようになってきた「ナシ婚」とそのメリット・デメリットについて調べてみました。
・「ナシ婚」とは
ナシ婚は、結婚式や披露宴をしない結婚スタイルのこと。結婚式にかかる費用をカットできるなど、金銭面的なメリットも大きいことが特徴のひとつです。
また、ナシ婚のスタイルもカップルにより様々で、婚姻届を役所に提出するのみという場合や、家族で集まって食事をしたり、フォトウェディングをする場合などがあるそうです。
・「ナシ婚」のメリット・デメリット
ナシ婚を選ぶメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
>金銭的な負担を減らせる
結婚式や披露宴を行う場合は、様々な準備が必要になります。ナシ婚を選ぶことで結婚式の準備などをしなくて済むため、挙式にかかる費用や時間などを大幅に減らすことができます。
>招待する人の負担を減らせる
ナシ婚を選ぶことで、参列者や親族に日程調整をしてもらったり、余興の用意などをしてもらう必要がなくなります。ゲストの方へ負担をかけなくて済むこともメリットのひとつと言えるでしょう。
>注目を浴びることが苦手な人にも◎
新郎新婦のお二人が主役となる結婚式。注目されることや目立つことが苦手な方の中には、披露宴に対して恥ずかしいと感じる方も多くいらっしゃいます。そんな方にも、ナシ婚はおすすめのスタイルと言えます。
一方、ナシ婚のデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
>ウェディングドレスを着られない
ナシ婚では、ウェディングドレスを着ることがありません。ウェディングドレスや和装などに憧れていた人は後悔してしまうかもしれません。また、自分たちは不要と考えていても、後から「親孝行として晴れ姿を見せればよかった」といった後悔につながる可能性も。
>周囲に感謝を伝える機会がない
結婚式は、普段はなかなか言いづらい親への感謝の気持を伝えるチャンスでもあります。そのため、ナシ婚を選ぶことでその機会がなくなり、後から「感謝を伝えることができなかった」という後悔が残ってしまう場合もあります。
>結婚の実感を得づらい
ナシ婚では、結婚式や披露宴といったイベントがありません。式の思い出の写真やビデオなどの記念に残るものもないため、「結婚した」という実感がなかなか得られない場合があります。
・ナシ婚を含めた様々な「結婚」のかたち
ナシ婚は、金銭的な負担や準備のわずらわしさがないといったメリットがありますが、「全部ナシ」にすると後悔が残るかもしれないデメリットも。
結婚式を挙げなくても、「親族や親しい友人を招いた食事会」をひらいたり「フォトウェディング」で晴れ姿を撮るなど、様々な結婚のかたちで思い出を残すことが可能です。
結婚は人生のなかでも大きなイベントです。
後悔のないよう、ぜひお二人にぴったりな「結婚」のスタイルについて考えてみてくださいね。