婚約指輪、結婚後はどうする?意外と知らない活用術とマナー
2020.06.17
婚約指輪とは、主に男性が女性にプロポーズをする際に、その愛情の証として贈る指輪。結婚の約束を交わした女性が結婚するまでの間に身に着け、「婚約中である」ことを示すことができます。
婚約指輪の結婚後の活用術
結婚と同時に本来の役割を終える婚約指輪ですが、結婚後も大切に保管して身につける方も多くいらっしゃいます。特に使いたいシーンをまとめてみました。
1.華やかなシーンで
ぜひ積極的に身につけてほしいのが、ゲストで招かれた結婚式。ダイヤのついた華やかな婚約指輪は晴れの日にぴったりです。
特に、結婚指輪やファッションリングとの重ねづけは、手もとをゴージャスに彩ってくれるのでおすすめ。そのほか、高級レストランでの食事やホテルでの同窓会、コンサートなど華やかなシーンにも映えます。
2.夫婦のデートで
結婚記念日など、おしゃれをして旦那さんとデートをする時もぜひ身につけて。贈った彼にも、当時はあれこれ悩んだな、渡すとき緊張したななどの思い出がきっとあるはず。あなたの手もとを見るたびに思い出して嬉しくなることでしょう。
3.普段遣いで
気負わずつけられる控えめなデザインを選んだり、自宅でPCを使っている時など安全なシーンに限定すれば、普段遣いも可能です。
日常の中で眺めて元気になったり、他の指輪と組み合わせて気分転換したりと、あなたの気持ちを上げてくれる大切な存在になるはず。
婚約指輪のマナー
婚約指輪のデザインは、女性のみが身につけるものなので華やかなものが好まれる傾向に。この“華やかさ”が、マナー違反ととらえられるシチュエーションもあります。
1.お葬式などのお悔やみごとで
お葬式や法事の弔事の場面では、慎みのある装いがマナー。婚約指輪はもちろん、ファッションジュエリーや石のついた結婚指輪、スパンコールなどの光る小物はすべてNGです。
2.和食を食べる時
味が薄い物から食べる、箸の持ち上げは三手で、などなど奥深き(面倒な?)和食のマナーに「結婚指輪以外の装飾品を外す」というのがあります。こだわりの器に傷をつけないようにする理由があるのだそう。
3.職場で
きらめく婚約指輪を見て「浮かれている」と不快に感じる人もいるようです。職場には未婚の人や離婚した人、結婚している女性でも婚約指輪が欲しかったけどもらえなかったという人がいるかもしれません。
その場にいる人への配慮もマナーのひとつ。大切な婚約指輪にネガティブな思い出を残さないよう、職場での婚約指輪は控えたほうが無難です。
4.子供と一緒にいる時
配慮といえば、赤ちゃんや小さい子どもといる時にも注意が必要です。大きく出っ張ったダイヤモンドやダイヤモンドを留めている立て爪が、肌や洋服を傷つけてしまう可能性があります。友だちの子だけでなく我が子でも同様。親しき仲にも礼儀あり、です。
結婚前にもマナーがある
結婚前、「両親への挨拶」の際は婚約指輪をつけていくのは控えて。
「もらった指輪をぜひ見たい」という両親もいますが「まだ結婚を認めたわけじゃない。計画性がない」と思われる両親もいます。挨拶の後、婚約指輪は結婚を許してもらってから見せるのが無難でしょう。