婚約指輪のカラット数についてお悩みの方へ

2022.03.31

婚約指輪の購入を検討するにあたり、どれくらいのカラットを選べば良いかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回はそのような方に向けて婚約指輪のカラットについてご紹介いたします。

ダイヤモンドのカラットとは

カラット(ct)とは、正確にはダイヤモンドの「重さを表す単位」です。カラット数が大きくなると、宝石は重くなりサイズも大きくなります。一般的に、カラットが大きな宝石ほど高価になります。

およそ0.1カラット増すごとに宝石の直径は約0.6mm~0.8mm程度大きくなります。たとえば0.1カラットのダイヤの直径は約3.0mm程度、0.2カラットで約3.7mm、0.3カラットで約4.3mm程度という具合です。

価格については、カラット数が2倍になるとお値段は約4倍、カラット数が3倍になるとお値段は9倍以上…といわれています。

ダイヤの価値は「4C」で決まる

婚約指輪のダイヤモンド選びの基準、「4C」を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

4Cとは、「カラット(Carat)」「カラー(Color)」「クラリティ(Clarity)」「カット(Cut)」の指標を指します。

4つの指標が高ければ高いほど価値が高いとされ、価格も上がります。

婚約指輪として、日本で一番人気のカラット数は?

ダイヤの婚約指輪を購入した方を対象にした調査によると、カラット数の人気順は次の通りです。

婚約指輪のダイヤのカラット数(ダイヤの指輪を購入した人/単一回答)*

  1. 0.2〜0.3ct未満 29.5%(30.6%)
  2. 0.3ct〜0.4ct未満 28.3%(25.0%)
  3. 0.4ct〜0.5ct未満 11.5%(12.1%)
  4. 0.2ct未満 9.5%(8.5%)

最も多いカラット数は0.2〜0.3ct未満です。僅差で次に多いのは0.3ct〜0.4ct未満です。

2020年度と比べると0.3ct〜0.4ctの割合が増えています。コロナ禍の影響で、新婚旅行や結婚式の予算を婚約指輪の購入費に回す方もいらっしゃったのかもしれません。

*出典元:ゼクシィ結婚トレンド調査2021 首都圏版(カッコ内は2020年度の同調査より)

総合的に判断して、お相手にピッタリなダイヤを

ダイヤの価値はカラットだけで決まるものではありません。色合いを表す「カラー」、透明度を表す「クラリティ」、研磨技術の度合を示す「カット」を総合的に判断して、価値が決まります。

お相手のお好みのデザイン、着用シーン、着用頻度、手とのバランスを考えることも大切です。

「ダイヤは大きければ大きいほど良いわけではない」ことを念頭に、お相手にピッタリな宝石をお選びくださいませ。

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