10金の指輪はつけっぱなしのまま手洗いNG?お手入れ方法は?
2024.07.03
10金の指輪は、ゴールド素材の中でも比較的リーズナブルな価格帯でカジュアルに楽しめるアクセサリーのひとつです。しかし、10金は銀や銅などの割金の含有率が高く、つけっぱなしにしていると錆びてしまうことも。
今回は、10金の指輪をつけっぱなしにしない方が良い理由と、長く楽しむためのお手入れ方法についてご紹介します。
・10金の指輪をつけっぱなしNGの理由は?
金そのものは、耐蝕性があり錆などの変化にも強い素材ですが、10金に含まれる銀や銅などの金属が反応を起こし、変色してしまう可能性があります。
10金の指輪をつけっぱなしのまま手を洗ったり、水回りなどの家事を行うと、水が原因で錆びてしまう場合があります。
塩素系の漂白剤は、10金に含まれる銅と反応すると「塩化」を起こし、黒ずんでしまう可能性も。プールや海水に含まれる成分でも反応を起こす場合があるため、10金の指輪をつけっぱなしにしたまま水場で過ごすことは避けたほうが良いでしょう。
また、10金に含まれる銅や銀は、人の汗や皮脂と反応して硫化や酸化を起こし、黒ずんだり変色を起こす原因に繋がります。10金の指輪をつけっぱなしのまま運動をしたり眠ってしまうと、汗の影響を受けてしまうかもしれないため外すようにしましょう。
・10金の指輪のお手入れ方法は?
10金をきれいな状態を保ちながら使うためには、日々のお手入れが大切です。10金の指輪を使ったあとは、ジュエリークロスなどの柔らかい布で汚れを拭き取りましょう。
汗をたくさんかいた場合や長時間使用したあとは、ぬるま湯につけてやわらかいブラシで軽くこすると、汚れが落ちやすくなります。宝石などを施している場合は、宝石部分をこすらないように注意して洗ってくださいね。
どうしても汚れが落ちない場合は、10金の指輪を購入した店舗や、専門店でのクリーニングをおすすめします。
※鎌倉彫金工房でお作り頂いた指輪のメンテナンスが必要な場合は、こちらより承っております。
比較的カジュアルに楽しめる魅力を持つ10金の指輪。つけっぱなしにして変色が起こると、本来のやわらかな輝きが失われて魅力も半減してしまいます。
10金の指輪をより永く楽しむために、今回ご紹介したお手入れ方法をぜひお試しくださいね。