多様性の時代といわれている現代。日本でも少しずつパートナーシップ宣誓制度が広まり、「ジェンダーフリー」「ジェンダーニュートラル」といった言葉も注目を集めています。その流れの中、結婚指輪は婚約指輪のデザインも、「メンズ」「レディース」といった縛りをなくし、もっと自由に選ぶという考え方も増えています。

今回は、男性・女性といった性別にとらわれない、ジェンダーニュートラルなデザインの結婚指輪についてご紹介します。

・多様性の時代で選ぶ結婚指輪

結婚指輪には「メンズ」「レディース」などの表記があり、男性は男性用のデザインを、女性は女性用のデザインを選ぶ流れが一般的でした。近年では、性別に関係なく、身につけたいジュエリーを自由に選んで楽しむという流れに変わりつつあります。

・ペアでなく、個性を重視した結婚指輪

結婚指輪は、夫婦でお揃いのデザインのものを購入することが主流でした。しかし最近では、結婚指輪選びはもっと自由に、お二人それぞれが好きな素材、好きなデザインを別々に選ぶケースも増えてきています。結婚指輪は生涯身につけるアイテムだから、妥協せずに好きなものを選びたい、という考えもまちがいではありません。

・ジェンダーレスなデザインの結婚指輪

ここで、性別にとらわれないデザインの結婚指輪の特徴を、鎌倉彫金工房で作られた作品と合わせていくつかご紹介します。

・過度な装飾のない、シンプルなデザインの結婚指輪は、年齢や性別を問わずにお選びいただけます。身につける場面を選ばず、長く身につけても飽きることのないデザインであることもメリットのひとつです。

甲丸(2.5mm)・K18WG(ホワイトゴールド)・左はヘアライン仕上げ・右はマット仕上げ

・マット仕上げの結婚指輪は、キラキラとした光沢が控えめで、洗練された印象が特徴的。普段のファッションからビジネスシーンなどにも馴染むため、日常的に身につける結婚指輪にマット仕上げを選ぶ方も増えているんですよ。

つちめ(2.0mm)・Pt900(プラチナ)・マット仕上げ

・「ブラックダイヤ」や「ムーンストーン」など、中性的な色の宝石をあしらった結婚指輪も、その落ち着いた色味が男女どちらにも合い、ジェンダーにとらわれないデザインと言えます。

つちめ(2.5mm)・K18PG(ピンクゴールド)・マット仕上げ、それぞれブラックダイヤ、ムーンストーンを埋め込んでいます。

今回は、ジェンダーニュートラルなデザインの結婚指輪についてご紹介しました。

ペアのデザインを着けたい方はペアになるデザインを、それぞれの個性を重視して選びたい方はそれぞれ好みのデザインを、自由に選んでくださいね。