鎌倉の魅力を体験できる 日本遺産「いざ、鎌倉」って?
2024.04.07
鎌倉彫金工房 本店のある鎌倉市は、鎌倉の歴史と文化の魅力を伝える「日本遺産」として認定されています。
2024年春から、公共交通機関を使って効率良く周遊できるモデルルートが策定され、鎌倉の日本遺産の魅力を「ストーリー」として体感しやすくなったそうです。
今回は、日本遺産「いざ、鎌倉」と、そのモデルルートについてご紹介します。
日本遺産とは?
「日本遺産」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもののこと。
有形や無形を問わず様々な文化財群を、地域が主体となって発信していくことで地域活性化を目指すもので、「日本遺産」に認定された地域の文化を「ストーリー」として体験できることが魅力です。
「いざ、鎌倉」のモデルルートをご紹介
鎌倉の日本遺産「いざ、鎌倉」で体験できるモデルコースは主に以下の3つ。観光しながら、鎌倉の持つ歴史と文化をより楽しく知ることができるんですよ!
①鎌倉「参詣」ルート
たくさんの人々が訪れて楽しんでいる鎌倉観光は、遡ること約300年の江戸時代から始まったと言われています。その後明治時代になると、鉄道の発展や近代化によって観光客の数が増え、さらに賑わっていったそうです。
鎌倉「参詣」ルートは、観光がはじまった江戸〜明治の時代に親しまれたとされる観光ルートを再現したものです。当時の人々が魅力的に感じていた鎌倉の名所を体験することができます。
<スタート>鎌倉駅
↓寸松堂
↓鎌倉彫工芸館
↓力餅屋(権五郎力餅)
↓極楽寺
↓腰越漁港
↓小動神社
↓江の島
↓由比ヶ浜
<ゴール>鎌倉駅
②「鎌倉文化人」ルート
かつて鎌倉は、東京近郊の保養所や別荘地として高い人気を誇っていました。明治時代には、多くの文化人が鎌倉に憧れて生活拠点に移り住んだそうです。「鎌倉文化人」ルートでは、夏目漱石や正岡子規など、多くの文士・文豪たちが憧れた鎌倉の持つ文化的な魅力を体感できるルートです。
<スタート>北鎌倉駅
↓円覚寺
↓建長寺
↓鶴岡八幡宮(流鏑馬場)
↓鎌倉宮
↓瑞泉寺
↓永福寺跡
↓旧諸戸邸
<ゴール>鎌倉駅
③鎌倉「武士道」仏教ルート
「鎌倉仏教」は鎌倉時代に発展した仏教や流派の教えを指し、庶民や武家の間での信仰が広まったことで仏教美術や文化の発展に大きく貢献したと言われています。
鎌倉「武士道」仏教ルートでは、鎌倉時代の武士階級や政治権力にも大きな影響を与えた「鎌倉仏教」と深いかかわりを持つ仏閣を散策することで、当時の時代背景についてより理解できるルートになっています。
<スタート>鎌倉駅
↓本覚寺
↓妙本寺
↓安国論寺
↓光明寺(富士山と鎌倉の風景)
↓和賀江島
↓明王院
↓浄明寺
↓報国寺
<ゴール>鎌倉駅
今回は、日本遺産「いざ、鎌倉」のモデルコースをご紹介しました。
鎌倉彫金工房での指輪作りの体験とあわせて、鎌倉の歴史を体感してみてはいかがでしょうか?気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。