ダイヤモンドの4Cのひとつ「クラリティ」とは?
2024.10.19
ダイヤモンドを選ぶ際に重要となる、品質評価国際基準「4C」。
「クラリティ」はそのなかのひとつで、ダイヤモンドの透明度、純度を評価する指標のこと。ダイヤモンドは、純度が高いほど高価であるとされています。
今回は、ダイヤモンドの「クラリティ」についてご紹介します。
ダイヤモンドの「クラリティ」とは?
ダイヤモンドの「クラリティ」は、ダイヤモンドの「透明度」を評価する要素です。天然のダイヤモンドには、内包物(インクルージョン)、キズ(ブレミッシュ)があり、それらが相対的に見てどの程度含まれているかによってクラリティのグレードが決定されます。内包物やキズが少ないほど純度が高くなり、高評価になります。
クラリティグレードとは?
クラリティグレードは、厳格な基準のもと全11段階で評価されます。このランクは、ダイヤモンドを10倍に拡大したときに見える内包物・キズの程度によって決定されます。グレードの高い順にご紹介します。
・FL「Flawless(フローレス)」
内外部に一切の欠点がないダイヤモンドを指し、非常に希少価値が高い最高評価のクラリティのダイヤモンドです。
・IF「Internally Flawless(インターナリー・フローレス)」
内部に欠点のないダイヤモンド。外部にわずかなキズが含まれる場合がありますが、最高品質とされています。
・VVS1・VVS2「Very Very Slightly Included(ベリー・べリー・スライトリー・インクルーデッド)」
非常に極めて微小な内包物が見られるダイヤモンドで、肉眼ではFL、IFとの判別がつかないほど非常に高品質とされています。
・VS1 VS2「Very Slightly Included(ベリー・スライトリー・インクルーデッド)」
極めて微小な内包物が見られるダイヤモンドで、VVSとの差はほとんど判別することができない高品質なダイヤモンドに評価されます。
・SI1 SI2「Slightly Included(スケジュール・インクルーデッド)」
微小な内包物が見られるダイヤモンドですが、一見してVSと見分けがつくことはほとんどないとされています。しかしカラットの大きいSI2評価のダイヤモンドでは、肉眼で内包物が確認できる場合もあります。
・I1 I2 I3「Included(インクルーデッド)」
内包物やキズが見られるダイヤモンドを指します。ダイヤモンドの輝きに影響を与える場合もあり、ブライダルジュエリーに用いられるケースは少ないグレードとされています。
鎌倉彫金工房でのグレードは?
鎌倉彫金工房のダイヤモンドは、お二人にふさわしいダイヤモンドをお選びいただくため、下記3種類のグレードをご用意しております。
・「クラリティ:SI」「カット:VERY GOOD 」「カラー:H」のスタンダードクラス
・「クラリティ:VS」「カット:EXCELLENT」「 カラー:F」のハイグレードクラス
・「クラリティ:VVS」「カット:EXCELLENT 」「カラー:F」のトップグレードクラス
手作り結婚指輪・婚約指輪コースでは、スタンダードクラスは0.03ct、0.1ct、0.2ct、0.3ctの4種類、ハイグレード/トップグレードクラスは0.2ct、0.3ctの2種類の大きさをお選びいただけます。
ダイヤモンドプロポーズコースは、3グレードの中から0.2ct、0.3ctの2種類の大きさをお選びいただけます。
※「スタンダード」のダイヤモンドには、簡易的な鑑定書(ソーティング)が付属します。
ダイヤモンドの4Cについて、以下の記事でも詳しく解説しています。
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