経年変化が楽しめる「ゴールド」の魅力
2024.04.03
結婚指輪の素材として人気のある「ゴールド」は、長く身につけることで起こる「経年変化」を楽しめる素材として親しまれています。
「経年変化」と聞くと汚くなってしまうのでは?と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴールド素材は経年とともにアンティークのような深みのある色合いが生まれ、より魅力的な風合いに変化していくことも魅力的なんです。
今回は、経年変化を楽しめる「ゴールド」の魅力をご紹介します。
ゴールドの経年変化による変色
ゴールド素材のジュエリーに起こる経年変化の変色は、長く使用することでゴールドに混ぜられている銅や銀の素材が汗や皮脂、空気に触れ、少しずつ反応して色が変化していきます。
ゴールド素材に含まれる銅や銀などの素材が酸化や硫化によって赤茶や黒っぽい色に変化していき、より深みのある色合いに変化していきます。
また、長く身につけることで、気が付かないうちに細かな傷が付いてしまうことも。ゴールド素材の結婚指輪は、そんな細かな傷も、アンティークジュエリーのような味わい深い風合いとして変化させてくれます。
傷や汚れが気になる場合は、お手入れやメンテナンスできれいにできるので、安心してくださいね。
鎌倉彫金工房の18Kのゴールド
鎌倉彫金工房の手作り結婚指輪で作れるゴールドの指輪は「イエローゴールド」「ピンクゴールド」「ホワイトゴールド」の3種類。それぞれ以下のような素材が使われているため、異なる色を持っています。
・イエローゴールドは金75%に対して、残りの25%には銅や銀を混ぜています。
・ピンクゴールドは金75%に対して、残りの25%には主に銅を混ぜています。
・ホワイトゴールドは金75%、残りの25%の中にパラジウムも混ぜているため、深みのある白色になります。
ゴールド素材のお手入れ
経年変化を楽しめることが魅力のゴールド素材の結婚指輪ですが、定期的なお手入れも大切になってきます。
柔らかい布で汚れを拭き取ったり、定期的に中性洗剤で洗うなどのお手入れをすることで、傷や汚れをふせぐことができます。
また、作りたての頃の色味がお好きな方や、汚れによる黒ずみ、傷を直したい場合は、アフターケアがおすすめです。傷や変色が起こってしまった表面部分を磨いて削り取ることで、元のゴールド素材の色味がでてきます。
今回は、経年変化が楽しいゴールド素材についてご紹介しました。
日常的に身につける結婚指輪だからこそ、一緒に過ごした年月によって生まれる変化も、大切な思い出として刻まれます。ぜひ、ゴールドの結婚指輪の経年変化を楽しんでみてくださいね。