6月の誕生石・ムーンストーンは月光からできた石?

2016/06/16

6月の誕生石であるブルームーンストーン。透明感のある乳白色をしながら、シラーと呼ばれる輝きを放つのが特徴です。石言葉として「健康」「長寿」「愛の予感」「純粋な愛」「知性」という意味が込められています。

ムーンストーンとシラーの輝き

光の散乱によってムーンストーンが輝くことをシラー効果といいますが、その輝きの色は、石によって違います。青色のシラー効果(輝き)をもつ「ブルームーンストーン」、スリランカ産の特に青色の強いシラーを放つ「ロイヤルブルームーンストーン」、虹色の「レインボームーンストーン」などがあります。

このシラー効果による輝きが月光に似ていることから、ムーンストーンという名が付けられたとされているんですよ。

ムーンストーンのできかた

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ムーンストーンの原石(左)カットされたムーンストーン(右)

少し理科系のお話ですが、ムーンストーンは、正長石と曹長石で構成されています。

ムーンストーンが生成されたばかりの時、この2種類の石は混ざっているのですが、地表に上がってくるにつれて冷却されていく過程でそれぞれの石が交互に層になって分かれていくんです。

ムーンストーンがシラーの輝きを放つのは、このおかげ。光がこれらの薄くて平らな層の間にある時、シラーと呼ばれる現象が起きるのです。

スピリチュアルなムーンストーンの歴史

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インド神話でムーンストーンは、月光が固まってできたものだとされていました。ドイツの神学者アルベルトゥス・マグヌスは「この石(ムーンストーン)は、月の満ち欠けに従ってその形も大きくなったり小さくなったりする不思議な石」と著書に記しています。

こうした伝説のような言い伝えから、ムーンストーンは、スピリチュアルな意味を含むことがあります。月のエネルギーが封印された聖なる石として、古来より聖職者が身に着けたり、豊穣を願って農具に巻きつけたり、ほかにも、暗い夜道を照らして闇の悪霊から旅人を守る石として使われたりしたと言われています。ムーンストーンを口に含むと、未来が見えるという言い伝えもあり、魔術師などにも重宝されてきたんだそうですよ。

ムーンストーンのメンテナンス

ホワイトムーンストーンは比較的扱いやすい石だと言われています。紫外線による変色や水にも強いため、特別なケアは必要ありません。汚れが目立ってきた際には水洗いをして、太陽光で自然乾燥させましょう。

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