自然を愛でる、鎌倉の秋

2018.10.02

鎌倉の夏が終わりました。

酷かったあの暑さはもうすっかり忘れてしまって、また来年の夏を心待ちにしてしまうのですが、秋にもやっぱり楽しみなことがたくさんあります。

金木犀(キンモクセイ)

秋の風物詩である金木犀は、鶴岡八幡宮、妙本寺、瑞泉寺、民家の庭先など、あらゆる場所で見られます。

枝いっぱいに咲く鮮やかなオレンジ色をした小さな花はおよそ1週間であっけなく散ってしまいますが、金木犀の魅力はやっぱり甘く濃厚な香り。どこか懐かしく奥ゆかしい金木犀の香りは、古都鎌倉によく似合います。

みごろ:9月下旬〜10中旬

バラ

鎌倉文学館のバラ園には、秋のバラが咲きます。

秋バラの魅力は、豊かな香りと濃い色。花の数は春に比べてぐっと少なくなりますが、芳醇な香りとシックな色合いで咲く花がバラ園に落ち着いた雰囲気を与えています。一輪一輪をじっくりと眺めて楽しんでみてください。

みごろ:10月中旬〜11月下旬

菊(キク)

日本の花として知られる菊は、厳かな気持ちにさせてくれる洗練されたものだけでなく、キュンとするくらいキュートでカジュアルなものまで様々あります。

今年は10月28日~11月25日の期間中、県立大船フラワーセンターで神奈川県菊花大会が、11月1日~15日には、鶴岡八幡宮で菊花展を開催。愛好家さんの手で丹精込めて育てられた菊がその美しさを競います。

ちなみにお刺身の菊は、殺菌を目的に添えられる食用菊。お醤油の中に花びらをちぎって入れ、香りと食感を楽しむのがツウの嗜みなんだそうです。お試しあれ!

みごろ:10月下旬〜11月

紅葉

秋から冬へ移り変わるころ、ようやく鎌倉の紅葉は見頃を迎えます。

歴史ある明月院の息をのむ紅葉、竹林の緑に映える護国寺の紅葉、長寿寺にある苔庭の落ちもみじ、獅子舞から見る圧巻の山もみじ、ライトアップされた長谷寺の紅葉(11/23〜12/9)など、いろいろなもみじ狩りを楽しんでみてください。

みごろ:11月中旬~12月中旬

小紫(コムラサキ)

最後に、私の大好きな小紫をご紹介。鎌倉では、安国論寺、海蔵寺、浄妙寺、東慶寺、円覚寺などで見られます。

枝に沿ってつける紫色の実を見て、毎年ひとつ取って指輪にしたいなと思うのです(駄菓子屋さんのぶどうガムみたいで美味しそうだなあとも考えてしまいます……)。可愛らしいのに美しい、そんな小紫に憧れを抱いてしまうのは、私だけでしょうか。

みごろ:9月〜12月

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