結婚指輪の作り方|鍛造(たんぞう)製法とは?

2020/09/30

指輪の作り方のひとつ、“鍛造”という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。鍛造は、金属の棒から指輪をつくる伝統的な製法です。比較的変形に強く、シンプルな指輪を作ることができます。

鍛造と鋳造(ちゅうぞう)の違いは?

鋳造は、ワックスと呼ばれる樹脂から型を作り、溶かした金属を流し込み固めて仕上げる製法です。繊細なデザインの指輪を作ることができます。デザインによって、最後の仕上げを手作業で行うのは、難しい場合もあります。

これに対して鍛造は、金属をハンマーで叩いたり伸ばしたり、鍛えながら成型する製法です。硬度があるため複雑な加工は難しいですが、表面の光沢が美しく、重厚な質感の指輪に仕上がります。

鍛造のメリットは?

鍛造は叩く事で金属に圧力が加わるので、金属密度が高く“硬い”指輪になります。また、指輪の中に空気が入らない造りなので、滑らかで美しい仕上がりになることも特徴です。研磨することでより輝きが増します。

鍛造指輪はシンプルなデザインと作業工程なので、手作りでも当日持ち帰ることができ(石入れ等をしない場合)、すぐに身につけられるのも魅力です。

鍛造指輪ができるまで

1.金属の棒に熱を加える

最初は真っ直ぐの棒状態から、指輪の形にしていきます。

2.指輪の形に曲げて溶接する

金属を指輪の形に丸めてつなぎ目を溶接します。

3.指輪の形やサイズを整える

ハンマーなどで叩いて丸くしながらサイズを調節していきます。

4.指輪を磨いて仕上げる

ヤスリと小さな工具を使って指輪を磨き、仕上げます。

5.完成