「永遠の愛」を示す、エタニティリングとは?
2021.10.11
近年、人気を集めているエタニティリング。この指輪には、どのような意味が込められているのでしょうか。
今回は、「エタ二ティリングの意味、種類、魅力、注意点」をご紹介します。
エタ二ティリングの意味
エタ二ティリングとは、小粒の宝石が指輪の表面に1周ぐるりと埋め込まれているデザインの指輪です。
エタニティ=Eternityの字の如く、「永遠の指輪」を意味します。宝石が途切れることなく並ぶ様子が、永遠を想起させるところから、この名前がつけられました。別名エターナルリング(Eternal ring)とも言われますが、なんともロマンティックな名前の指輪ですね。
エタ二ティリングの種類
エタ二ティリングと呼ばれる指輪には、フルエタニティとハーフエタニティという2つの種類があります。
フルエタニティとは、宝石が指輪の表面を1周するもの。ハーフエタニティとは、宝石が指輪の表面を半周程度に留められたものです。
エタ二ティリングの魅力
エタニティリングは落ち着いた印象で、派手すぎず地味すぎないデザインです。
シックな印象の婚約指輪として、あるいは煌びやかな印象の結婚指輪として、いかようにもご活用いただけます。エタニティの婚約指輪と結婚指輪、また婚約指輪とエタニティの結婚指輪というように、重ねづけしても美しいですね。
近年では、婚約指輪と結婚指輪を兼ねて贈られることもあるようです。そのような利便性が、人気の理由の一つではないでしょうか。
エタ二ティリングの注意点
魅力の多いエタニティリングですが、いくつか注意点もございます。
1、爪留めの場合、指輪に高さが出る
宝石を爪留めしたエタニティリング は、地金にダイヤモンドの高さが加わるため、指輪全体に高さが出ます。普段使いする場合や重ね着けする際には、指輪の高さも加味して使用感をお確かめください。
※当工房では指輪本体に石を埋め込む「埋めタイプ」を採用しております。
2、フルエタニティの場合、サイズ直しが難しい
フルエタニティの場合、全周を石で囲うというデザインのため、基本的にはサイズ直しはできません。ハーフエタニティの場合、調節ができるものもありますが、デザインによっては難しいため、注意が必要です。
3、強い衝撃を受けると歪むことも
エタニティリングは使用する宝石の数も多く、その分、地金の部分が少なくなります。どの指輪にも言えることですが、着用しているうちに地金部分が歪み、宝石が取れてしまうことも起こりえます。
宝石があしらわれた指輪を普段使いしたい場合は特に、スポーツをする時や重い荷物を運ぶ時、家事を行う時は指輪を外すなど、長くお使いいただく為には気を配ることも大切です。
鎌倉彫金工房でもお作りいただけます
鎌倉彫金工房では、フルエタニティ、ハーフエタニティともに、お作りいただけます。
詳細につきましては、こちらをご確認下さいませ。
- 石の数はリングサイズによる限度はありますが、ご希望の数をお伺いします。是非ご相談くださいませ。
- 指輪本体に石を埋め込む「埋めタイプ」の留め方となります。
- 制作後2~3週間のお預かりとなります。
- リングサイズにもよりますが、石の数の目安はフルエタニティ(1周)で約30ピース前後、ハーフエタニティ(半周ほど)で約15ピース前後となります。
- フルエタニティ(1周)の場合、サイズ直しは承りかねます。予めご了承くださいませ。
永遠の愛を表す、エタニティリング。愛する方に、魅力いっぱいのエタニティリングをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。