鎌倉市内 除夜の鐘と初詣スポット
2022.12.26
今年も残りわずか、来年の訪れを感じる時期になりました。年末年始には除夜の鐘つきや初詣のために、神社やお寺を訪れる方も多いかもしれませんね。
今回は鎌倉・湘南エリアで年末年始に過ごす、おすすめのスポットについてご紹介します。
除夜の鐘とは
除夜の鐘とは、大晦日のちょうど日付けが変わる深夜0時をはさんでつく鐘のことです。 人は、怒り、憎しみ、執着などの煩悩(ぼんのう)を一年の間に108作るといわれています。この煩悩を消滅させるため、除夜の鐘を108回つき、幸多き新年を迎える習わしがあります。
鎌倉市内で除夜の鐘をつくことのできる場所を2つご紹介します。
浄土宗大本山光明寺
光明寺は浄土宗の大本山で、創立は鎌倉時代の寛元元年(西暦1243年)といわれています。例年は一般の参拝者も除夜の鐘をつくことができ、鐘楼堂の前にたくさんの人が並び鐘を打ちます。
鎌倉市材木座にあり、鎌倉彫金工房 大町店から徒歩18分程度の場所にあることから、スタッフにとっても馴染みのあるお寺です。
昨年は22時半から整理券が配られたようですので、ご興味のある方は、ホームページなどで今年の状況をお確かめくださいませ。
金寶山 浄智寺
浄智寺は、鎌倉幕府第5代執権北条時頼の三男、北条宗政を弔うために1281年頃に創建されたそうです。本尊の木造三世仏坐像は神奈川県の重要文化財に指定されているほか、境内は国の史跡に指定されています。
乃木坂46 シングルCDのジャケットや、映画やドラマの舞台にもなったことがあるので、訪れたことのあるファンの方もいらっしゃるかもしれませんね。
例年は23時45分から除夜の鐘つきが始まり、23時過ぎから整理券が発行され、先着108人まで鐘をつくことができるそうです。JR 横須賀線 北鎌倉駅から徒歩8分の訪れやすい場所にあるのも嬉しいですね。
初詣とは
初詣とは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝し、昨年一年を無事に過ごせた感謝を伝えるとともに、新しい一年の幸せを祈願する行事です。
鎌倉の初詣といえば、最も有名な場所の一つが鶴岡八幡宮です。
鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府初代将軍である源頼朝ゆかりの神社として全国的な知名度を誇ることから、鎌倉のシンボル的存在ともいえるでしょう。
例年、元日0時の号鼓とともに拝殿の扉が開かれ、多くの初詣参拝者たちが本宮へと向かいます。また、境内の授与所ではお守りを受ける参拝者で賑わいます。
多くの参拝者が訪れる様子をテレビなどでご覧になったり、鶴岡八幡宮への初詣を毎年のしきたりにしている方も多いかもしれませんね。
今回は年末年始に参拝する、おすすめの神社やお寺についてご紹介しました。皆さまの参考になりましたら幸いです。