結婚指輪のオプション加工「ライン」とは?
2023.06.15
「ライン」加工は、結婚指輪をより個性的に仕上げる加工のひとつです。指輪の中央や縦、斜めなどにラインを掘り入れるデザインは、指輪にすっきりした印象を与えてくれます。
今回は、ライン加工の魅力についてご紹介いたします。
・「ライン」加工とは?
「ライン」加工は、指輪に伸びた線の彫りを入れたデザインのこと。ラインを入れることで指輪にすっきりした印象が生まれ、指元をシャープに魅せてくれるデザインは、男女ともに人気があります。パーティーなど華やかな場面はもちろん、式典などのフォーマルな場面にも合う美しいデザインです。
・「ライン」加工のメリット・デメリット
「ライン」加工のおすすめポイントは、デザイン性の高さにあります。ラインの入れ方は、縦、横、斜めと比較的自由に選ぶことが出来るので、お好みに合うデザインに仕上げることができます。ラインを挟んで異なる仕上げを入れることも可能なため、おしゃれな指輪をお作りいただくことも。また、ライン加工を施すことで光の反射や陰影が生まれ、指輪に立体感を与えてくれます。お二人だけの特別なデザインの指輪をお作りいただくのに、おすすめの加工方法です。
一方で、「ライン」加工を施した指輪は、お手入れを怠ると、彫りの部分に汚れがたまってしまうこともあるため、定期的にお手入れをする必要があります。 汚れがついてしまった場合は、柔らかい布で拭きとってあげましょう。
・鎌倉彫金工房の先輩作品
最後に、鎌倉彫金工房で作られた先輩作品をいくつかご紹介いたします。
最初にご紹介するのは、左は平打(2.5mm)・Pt900(プラチナ)・クリア/マット仕上げ。右は甲丸(2.0mm)・K18PG(ピンクゴールド)・クリア/マット仕上げの結婚指輪です。ラインの入れ方や、仕上げの入れ方が異なっており、それぞれの個性が光るデザインの指輪に仕上がっています。
次に、左からつちめ/平打(2.5mm)・K18PG(ピンクゴールド)・マット仕上げ/クリア仕上げ、中央は甲丸/甲丸つちめ(2.5mm)・K18PG(ピンクゴールド)・クリア仕上げ/マット仕上げの結婚指輪。右は甲丸(1.5mm)・K18PG(ピンクゴールド)・ヘアライン仕上げ・ダイヤ0.03ctをあしらった婚約指輪です。結婚指輪にライン加工が施されており、ラインを挟んでクリアな部分とマットな部分を楽しめる仕上がりになりました。
最後にご紹介するのは、どちらも平打(2.5mm)・K18WG(ホワイトゴールド)の結婚指輪です。左はクリア仕上げ/ヘアライン仕上げの指輪の中央にブルーダイヤを埋め込み、内石にピンクトルマリン・タンザナイトを施しています。右はクリア仕上げ/ヘアライン仕上げの指輪の中央にブルーダイヤ・タンザナイトを埋め込んだデザインです。指輪の中央に横ラインが彫られ、上部がクリア、下部がマットな仕上がりで、2つの楽しみ方ができる美しいデザインです。
今回は「ライン」加工とその指輪についてご紹介しました。
結婚指輪・婚約指輪のデザインや仕上げについてお悩みの方のご参考になりましたら幸いです。