1月の誕生石「ガーネット」のこと
2024.01.14
深い赤色が印象的な「ガーネット」。1月生まれの人の誕生石やパワーストーンとしても広く親しまれているガーネットですが、実は結婚指輪に添える宝石にぴったりの石言葉も持っているんです。
今回は、ガーネットの歴史や石言葉をご紹介します。
・ガーネットの歴史
ガーネットは宝石のなかでも特に古い歴史を持つと言われ、5000年以上も親しまれてきました。古代エジプト時代より存在し、当時はファラオの首飾りにガーネットが使われていたそうです。ファラオが埋葬される際には来世への財産として、ミイラ化したファラオとともに埋葬されていました。 また、古代ローマでは、彫刻が施されたガーネットをあしらったシグネットリングが使われていたそうです。
・ガーネットの持つ石言葉や意味
「柘榴石(ざくろいし)」という和名を持つガーネットの名前の由来は、その名前のとおり「ザクロ」です。真っ赤な色合いの結晶が集まってできる様子が、熟したザクロを連想させることから名付けられたと言われています。
そんなガーネットには「実りの象徴」という意味がこめられているそうです。
また、ガーネットには「実りの象徴」以外にも以下のような宝石言葉があります。
・繁栄
・真実
・友愛
・忠実
・情熱
ガーネットの持つ深紅のような赤は、見る人に情熱を与えてくれると考えられているそう。そのことから「情熱の石」として、愛を継続させたり、勇気や希望を与えるといったパワーストーンとしても親しまれているんですよ。
1月の誕生石としての「ガーネット」
誕生石は、国やによって異なる宝石が選ばれていることもありますが、1月の誕生石はどの国でも「ガーネット」が選ばれているそうです。
その理由として、ガーネットは加工する前の状態でも美しく整っていることから「はじめから美しい」として、1年のはじまりである「1月」の誕生石にふさわしいとされたと言われています。
・鎌倉彫金工房の先輩作品
1月の誕生石「ガーネット」を使用した、鎌倉彫金工房の先輩作品をご紹介します。
甲丸(2.0mm)、Pt900(プラチナ)素材、マット仕上げの指輪の中心にダイヤ0.2ct、その横にルビー・ガーネットを埋め込んだ婚約指輪。ルビーとガーネットの異なる赤がワンポイントとして可愛らしく輝く、こだわりの仕上がりに。
どちらも甲丸(2.0mm)。
左からPt900(プラチナ)、マット仕上げの指輪にガーネット。
右はK18YG(イエローゴールド)、マット仕上げの指輪にアメジストを埋め込んだ結婚指輪です。おふたりの誕生石と地金が「色違いのお揃い」になる素敵なデザインです。
今回は、ガーネットについてご紹介しました。
お二人の大切な記念となる結婚指輪に、ガーネットを添えてみてはいかがでしょうか?