ホワイトゴールドとプラチナは、どう違うの?
2022.10.31
ブライダルリングでよく使われる素材であるホワイトゴールドとプラチナ。どちらも白銀色で、見分けがつきにくい方もいらっしゃるかもしれません。
今回はホワイトゴールドとプラチナの違いについて、指輪の作品例を交えてご紹介します。
ホワイトゴールドとは?
ホワイトゴールドは、カラーゴールドの一種です。金にパラジウムなどの金属を混合した合金です。
白っぽい色味が特徴で、落ち着いた雰囲気のため、男女問わず人気があります。
プラチナとホワイトゴールドの違い
プラチナは白金(はっきん)とも書かれますが、白い光沢を放つ金属です。一方のホワイトゴールドは、黄金色をした金に、銀やパラジウムなどの白色金属を混ぜ合わせた金合金です。
ホワイトゴールドは、落ち着きのある渋い色みが特徴的。着け心地もプラチナに比べると軽く、指に重さを感じたくない方や、ボリュームのあるデザインにはホワイトゴールドがおすすめです。
鎌倉彫金工房での作品例
鎌倉彫金工房で作れるホワイトゴールドの指輪を、写真を交えてご紹介します。
一粒ダイヤを立爪で留めた婚約指輪。ホワイトゴールドの素材を専用の道具で叩いて、つちめ模様をつけています。打ち方一つで模様の出方が変わってきますので、オリジナル感をお楽しみいただけます。
髪の毛のような細かい線を入れるヘアライン仕上げを施しており、王道の婚約指輪のデザインながら、個性が光る味わい深い指輪です。
いずれもホワイトゴールドを使用し、平らな表面が特徴の結婚指輪です。このような形を平打とよびますが、結婚指輪としては人気の高いデザインの一つです。
左の結婚指輪にはヘアライン仕上げを施しており、ホワイトゴールドの独特な渋みが際立ちます。右の結婚指輪には表面を磨くクリア仕上げを施しており、落ち着いた印象の中にも艶やかな輝きを放っています。飽きのこないシンプルなデザインは、長くご愛用いただくのにピッタリといえます。
どちらの結婚指輪も、ホワイトゴールド素材を使用し、つちめ模様を施しています。存在感とクラフト感が印象的です。指輪の幅が太くなると、大胆な模様入れが可能になりますので、つちめ模様を強調させたい方にはおすすめです。
いずれの結婚指輪もマット仕上げを施しており、表面に繊細な凹凸をつけることで光沢のない質感を作り出しています。右の結婚指輪は、細めの幅とつちめ模様の組み合わせによって、カジュアルな印象にもなるデザインですね。
宜しければぜひ、普段の服装や雰囲気なども考慮して、お好みの指輪を手作りしてみてくださいませ。鎌倉彫金工房の作品例は以下のページからもご覧いただけます。