鍛造製法と鋳造製法の違いとは?結婚指輪はどちらがおすすめ?

2024.08.07

結婚指輪(マリッジリング)について調べたり選んだりする際に、「鍛造(たんぞう)」「鋳造(ちゅうぞう)」という言葉を見聞きしたことがある方も多くいらっしゃるかと思います。

実は、「鍛造」「鋳造」の製法の違いで指輪の作り方も特徴も大きく異なってくるんですよ。

今回は、鍛造製法・鋳造製法の違いと、結婚指輪のオススメな選び方についてご紹介します。

 

・鍛造製法について

鍛造方法は、指輪のベースとなる金属をハンマーなどで叩いたりして棒状に伸ばし、熱を加えて曲げて形を整えていく製法です。金属を鍛えながら成形していくため、複雑な加工は難しいですが、強度に優れ、重厚な質感の指輪に仕上がります。

 

・鋳造製法について

鋳造製法は、溶かした金属を型に流し込み、固めてつくる製法です。

「ワックス」と呼ばれる樹脂から作る原型をもとに指輪を作るため、複雑なデザインや繊細な造形の指輪を作ることも、同じデザインの指輪を複数作ることも可能になります。

 

・鍛造製法・鋳造製法それぞれのメリット・デメリット

2つの製法は、得意なデザインが大きく異なってきます。

メリット・デメリットを知ることで、より好みに合った結婚指輪作りに役立てることができますよ。

鍛造製法のメリット

・金属を鍛えてつくるため、密度が高い指輪に仕上がる。

・表面硬度が高いため、磨いたときに美しい輝きが生まれる。

 

鍛造製法のデメリット

・繊細で細やかなデザインの指輪をつくることが難しい。

・デザインによっては、完成までに時間がかかる。

 

鋳造製法のメリット

・デザインの自由度が高く、複雑なデザインの指輪もつくれる。

・原型があれば、同じデザインの指輪を複数つくることができる。

 

鋳造製法のデメリット

・鍛造製法と比べ、金属が柔らかく耐久性が低くなる。

・金属を型に流し込む際に、気泡が混入してしまう可能性がある。

 

・結婚指輪の選び方は?

製法によって、得意なデザインや指輪の耐久性に違いがうまれてきます。そのため、結婚指輪を普段どのように使うか?どんなデザインの結婚指輪にしたいのか?など考えて選ぶことがオススメです。

シンプルなデザインの結婚指輪がほしい方には「鍛造製法」でつくる結婚指輪がオススメ。

デザインにこだわった結婚指輪がほしい方には「鋳造製法」でつくる結婚指輪がオススメです。

 

・鎌倉彫金工房で作る結婚指輪

鎌倉彫金工房では、伝統的な「鍛造製法」を使い、手作り結婚指輪を体験いただけます。

シンプルかつクラフト感のある美しさ、日常的に長くご使用いただける耐久性を持つ結婚指輪をお探しの方は、ぜひ鎌倉彫金工房での手作り結婚指輪も検討してみてはいかがでしょうか?

 

今回は、鍛造製法・鋳造製法の違いと、結婚指輪の選び方についてご紹介しました。

それぞれの製造方法でできることを踏まえ、よりお好みに合う結婚指輪を探してみてくださいね。

 

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