婚約指輪と結婚指輪、兼用にする場合に知っておきたいこと
2022.08.02
ご結婚が決まったカップルの皆さま、おめでとうございます。
婚約指輪や結婚指輪の購入を検討するにあたり、「両方を購入すべき?」「兼用はできるの?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は婚約指輪と結婚指輪を兼用にする場合に知っておきたいことについて、ご紹介します。
婚約指輪と結婚指輪の違い
一般的に婚約指輪は、「婚約の証」として、婚約者に贈るものです。贈られた側は、婚約したことを表すために着用するほか、結婚後もさまざまなシーンで着用することができます。
一方の結婚指輪は「夫婦の証」として、一般的にお二人がそれぞれ日常的に着用するものです。自身が既婚者であることを表す役目もあります。
兼用にするメリット
婚約指輪と結婚指輪を兼用にする最大のメリットは、予算を抑えられることです。
抑えた分の費用を充てて、新婚旅行をグレードアップしたり、新生活の環境を整えたり、結婚指輪を豪華にもできます。
兼用にする場合の注意点
指輪を兼用にする際、華やかな指輪がふさわしくない場においては注意が必要です。弔事の際などは、結婚指輪であっても、華美なものは外した方が無難です。
また、結婚当初は不要だと思っていても、後から婚約指輪が欲しくなることもあります。さまざまな事情で婚約指輪を購入しなかった方の中には、婚約指輪の購入時期をずらして、結婚後の記念日や節目に購入される方もいらっしゃいます。
婚約指輪と結婚指輪を兼用する場合も、そうでない場合もお二人で話し合って納得した上で決めることが大切です。
兼用におすすめのデザイン
兼用におすすめのデザインを2つご紹介します。
1.ハーフエタニティ
エタニティとは、英語で「永遠(Eternity)」という意味です。途切れることなく敷き詰められたダイヤモンドは、永遠の愛のモチーフとして大切にされてきました。
「ハーフエタニティ」とは、リングの半周のみにダイヤモンドをあしらったデザイン。最近では婚約指輪としても、結婚指輪としても人気です。
エレガントなこの指輪は、結婚式やパーティーなどドレッシーな装いにもよく似合います。弔事などの際には、指輪のダイヤの部分を手のひら側に回して使用すると、目立たずにすむので便利です。
2.宝石付き
もう少し落ちついた印象がお好みの方には、メレダイヤなどの小さな宝石が付いたデザインもおすすめです。
右側の指輪の中央には、メレダイヤが5石留めてあります。手を動かすたびにダイヤがキラキラと輝き、美しい手元を演出します。ペア感を残しつつ、華やかな印象を与える結婚指輪です。
鎌倉彫金工房では、さまざまなデザインの指輪を手作りしていただけます。他の作品例も多数ございますので、よろしければ以下のページもご覧くださいませ。