結婚指輪:既製品、フルオーダー、セミオーダーの違い
2023.02.03
結婚指輪の購入を検討されている方々の中には、憧れのブランドなどの既製品にするのか、カスタマイズできるセミオーダー品にするのか、こだわりのオーダー品にするのか、迷う方がいらっしゃるかもしれません。
今回は、結婚指輪の既製品、フルオーダー、セミオーダーの違いについてご紹介します。
既製品の場合
既製品の結婚指輪を購入する場合、店舗にある商品を見たり試着して、選ぶことができます。店頭にない商品でも、カタログを見て取り寄せることもできるでしょう。
店舗に在庫があれば、その日のうちに持ち帰ることが可能です。ただし、刻印を入れたり、サイズ直しをする場合、受け取りまで2〜3週間かかる場合や、繁忙期であればそれ以上かかることもあります。
既製品の結婚指輪の良いところは、事前に商品を確認できるため、イメージ通りの商品を購入できる点です。セミオーダー品やオーダー品に比べて、比較的早めに入手することもできます。
一方で、デザインの選択肢が狭まったり、人気のデザインであれば他人と被ったりすることもあるでしょう。
セミオーダーの場合
セミオーダーとは、結婚指輪に使用する宝石やデザインをいくつかの選択肢の中から選んで、注文する形式です。
オーダーしてからの制作となるため、既存の選択肢があるとはいえ、受け取りまでには3週間~2ヶ月かかることもあります。クリスマスなどの繁忙期は納期が延びたり、特殊な加工が必要な場合もあるので注意が必要です。
既製品と比べて、結婚指輪にオリジナリティが出せます。また、フルオーダー品と比べて、金銭的な魅力もあります。
ただし、デザインなどに関して全ての希望が叶えられる訳ではありません。こだわりの内容によっては、フルオーダーでないと難しい場合もあります。
フルオーダーの場合
フルオーダーとは、指輪に使用する宝石や素材、デザインなど、すべて相談しながら決めて注文する形式です。
フルオーダーの結婚指輪は、セミオーダーより納品までの時間が長くなります。注文から受け取りまでの期間は最低でも2〜3ヶ月程度を見ておきましょう。デザインの決定まで時間を要すると、それだけで数ヶ月…ということもあり得ます。初回の相談から受け取りまで、十分な準備期間を確保する必要があります。
フルオーダー品の魅力は、なんと言っても、世界に一つの結婚指輪を手に入れられること。細部にまで自分たちの思いやこだわりを反映させることができます。
その分、金額が高くなったり、時間がかかってしまうのは致し方ありません。また、事前に試着ができないので、完成後に「イメージが全然違う!」という事態にならないように気をつけたいですね。
今回は、結婚指輪の既製品、フルオーダー、セミオーダーについて、ご紹介しました。皆さまの指輪選びのご参考になりましたら幸いです。