「クロス」加工の魅力
2023.06.07
流れるようなラインを持つ「クロス」加工は、美しいデザインとモチーフに込められた意味から、結婚指輪のデザインとしてもとても高い人気があります。
今回は、人気の「クロス」加工についてご紹介いたします。
・「クロス」加工とは
クロス加工とは、地金をクロスしているように削り出したデザイン。「ツイスト」加工と呼ばれる場合もあります。指輪に流れるようななめらかなラインが生まれ、手元に華麗な印象をプラスしてくれます。
・「クロス」加工に込められた意味
手元を美しく魅せてくれるクロス加工のデザインには、「永遠の愛」という意味が込められています。クロスしたラインがループしているように見えることから、永遠を意味する「∞(無限大)」と同じ意味合いを持つと言われています。
また、指輪のクロスした部分は「おふたりが出会った瞬間」を象徴しているとも言われており、別々の人生を歩んできたおふたりの運命が重なり、そこから同じ時間を過ごしていく様子を表しているそうです。指輪のクロス部分を見るたびに、おふたりの出会いを思い出させてくれるロマンチックなデザインです。
・「クロス」加工のメリット、デメリットは?
クロス加工の指輪は、重ね付けをすることで手元に様々な表情を与えてくれます。普段から指輪をよく身につける方や、ワンランク上のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。
一方で、クロスラインの溝の部分に汚れがたまってしまうこともあるため、柔らかい布で拭き取るなど、普段のお手入れも大切です。
・鎌倉彫金工房の先輩作品
最後に、鎌倉彫金工房の先輩作品をご紹介いたします。
こちらの結婚指輪は、K18PG(ピンクゴールド)素材、甲丸、クリア/マット仕上げ。指輪幅2.0mmのクロスデザインの中心にダイヤとシトリンを施しており、華やかな中に落ち着きのあるデザインに仕上がりました。
こちらの結婚指輪は、どちらもPt900(プラチナ)素材、甲丸、クリア仕上げ。指輪幅1.5mmの真ん中にダイヤを埋め込んだデザインで、シンプルで上品な仕上がりになっています。
最後にご紹介する結婚指輪は、左はPt900(プラチナ)素材、指輪幅2.5mm、甲丸つちめ、クリア/ヘアライン仕上げ。右はPt900(プラチナ)素材、指輪幅2.0mm、甲丸つちめ、クリア仕上げ。クロスデザインの中央にダイヤを施したデザイン。ヘアライン仕上げを合わせることで、より表情豊かな作品に仕上がりました。
今回は、「クロス」加工についてご紹介しました。鎌倉彫金工房では、オプション料金¥19,800(税込)にてクロス加工をプラスすることが可能です。
クロス加工を施すかお悩みの方は、お気軽にご相談くださいませ。