マット仕上げやヘアライン仕上げの魅力は?
2023.08.31
結婚指輪のデザインで人気が高いものは、定番の「クリア仕上げ」ですが、マットやヘアライン仕上げなどのデザインも根強い支持を得ています。
今回は、クリア仕上げ以外の仕上げの特徴や魅力について、鎌倉彫金工房の先輩作品と合わせてご紹介します。
・マット仕上げの指輪の特徴
マット仕上げとは、指輪の表面に細かいキズを刻むことでわざと光沢を減らす仕上げのことを言い、別名「つや消し」とも言われます。素材本来の持ち味が発揮されるのもマット仕上げの特徴のひとつで、アンティークジュエリーのような落ち着いた質感と深い味わいが生まれることも魅力的です。
鎌倉彫金工房では、手作業で表面のキズを刻んでいくため、ご自身の好みに合った質感に仕上げることができます。
・ヘアライン仕上げの指輪の特徴
ヘアライン仕上げは、文字通り指輪の表面に髪のような細い線を単一方向に入れる仕上げのこと。マット仕上げと同じく「つや消し」の効果がありますが、ヘアライン仕上げはより白っぽい色味の仕上がりになるため、落ち着いた印象が生まれます。
また、マット仕上げ、ヘアライン仕上げの指輪は、共通して光沢が抑えられていることから、細かなキズや使用感が目立ちにくいというメリットも。日常的に身につけることになる結婚指輪にはピッタリの仕上げともいえるでしょう。
・鎌倉彫金工房の先輩作品
当工房でお作りいただいた、先輩作品をご紹介いたします。
>マット仕上げ
左は平打(4.0mm)、右は平打(2.0mm)、どちらもPt900(プラチナ)・マット仕上げの結婚指輪です。どんな場面にもぴったりの、上品でシンプルな仕上がりになりました。
こちらは甲丸(2.0mm)・K18PG(ピンクゴールド)・マット仕上げに、0.2ctのダイヤをほどこした婚約指輪です。透明に輝くダイヤモンドがマットな指輪の上で映え、アンティークジュエリーのような美しいデザインです。
>ヘアライン仕上げ
左からつちめ(2.5mm)・K18WG(ホワイトゴールド)・ヘアライン仕上げ、右は甲丸(2.5mm)・K18YG(イエローゴールド)・ヘアライン仕上げの結婚指輪です。つちめ、甲丸でそれぞれ異なるフォルムに仕上がっていて、おふたりの好みに合ったシンプルで美しい指輪に。
上から甲丸(2.0mm)・K18WG(ホワイトゴールド)・ヘアライン仕上げ、下は甲丸(2.0mm)・K18PG(ピンクゴールド)・ヘアライン仕上げの指輪にシトリン・ダイヤをあしらったデザインに仕上がっています。ピンクゴールドの上で誕生石が上品に輝き、シックで美しい仕上がりになりました。
今回は、「つや消し」とも言われるマット仕上げ、ヘアライン仕上げの魅力についてご紹介しました。シックで落ち着いた魅力を持つ仕上がりの指輪が気になる方は、ぜひ検討してみてくださいね。