横浜 三渓園の魅力
2023.11.03
横浜近郊の観光スポットといえば海の見える港町エリアが挙げられますが、少し足を伸ばした先にある、緑豊かな三渓園もおすすめです。伝統的な日本庭園と多くの歴史的建造物が楽しめるだけでなく、和風結婚式を挙げることもできるんですよ。
今回は、三渓園の魅力をご紹介します。
・三渓園とは
三渓園は、明治の実業家である原三渓が私邸の庭園として築き、明治39年に一般に開園された日本庭園です。「西の桂離宮、東の三渓園」と称される名園と言われており、美しい園内には日本各地から譲り受け移築された歴史的建造物が数多くあることも特徴のひとつとされています。
・多くの歴史的建造物が楽しめる
三渓園には、京都や鎌倉などから歴史的建造物が移築されています。三渓園の創始者である原三渓は、実業家であると同時に日本美術に深い理解と関心を持っており、当時廃寺になったり維持管理をしきれなくなってしまった歴史的価値のある建造物を譲り受け、三渓園に移築したと言われています。
美しい庭と趣のある建物が調和した景色も見ものです。
・美しい日本庭園で感じられる「四季」
三渓園では、訪れる季節によって楽しめる風景も変化します。
四季の風景のなかでも特に素晴らしいと言われているのは、3月下旬から4月上旬に見頃を迎える春の「桜」です。日中はもちろん、ライトアップされた夜桜は幻想的で美しく、多くの人々に親しまれています。
また、秋に見られる紅葉も美しく、11月下旬から12月中旬頃に見頃を迎えます。歴史的建造物と紅葉の景色は、まるで古都を思わせ、美しく趣があります。紅葉の季節に期間限定で公開される「紅葉の遊歩道」も、非日常を味わえるためおすすめです。
・鶴翔閣では「和風結婚式」も
三渓園には様々な歴史的建造物が存在していますが、中でも最も大きな建物が「鶴翔閣」です。かつて原三渓の住まいでもあった鶴翔閣は、現在では横浜市指定有形文化財にも指定されています。
そんな鶴翔閣では、1日1組限定で和装結婚式を挙げることもできるそう。貴重な建物と美しい庭園で挙げる結婚式は、きっと特別で大切な思い出になるでしょう。
鶴翔閣ではブライダルフェアも開催されているため、和装結婚式を考えている方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
https://wedding-garden.jp/sankeien/