3月の誕生石「アクアマリン」のこと
2024.03.02
淡く優しいブルーが魅力的な「アクアマリン」。3月の誕生石のアクアマリンは、ジュエリーとしてもパワーストーンとしても広く愛されている宝石です。
今回は、アクアマリンの歴史や石言葉についてご紹介いたします。
アクアマリンとは
ラテン語の「水(aqua)」と「海(marine)」を組み合わせた名を持つアクアマリンは、その名の通り海のような優しいブルーが魅力的な鉱石です。鉱物学的には、エメラルドやモルガナイトと同じ「ベリル」という鉱物の仲間で、なかでも淡いブルーを持つものを「アクアマリン」と呼んでいます。
アクアマリンには海にまつわる言い伝えがあり、古くから「海を穏やかにして、安全な航海をもたらす」と信じられてきました。昔の船乗りは、アクアマリンを「航海の無事を祈るお守り」として身につけていたと言われています。
アクアマリンの石言葉
アクアマリンの石言葉には「幸福」「聡明」「富」などがあります。母なる海の水のように、心や人間関係に潤いをもたらせてくれるといわれています。そのことから「結婚や出産のお祝い」として贈られると幸せになれると言われ、大切な人へのプレゼントとしても人気があるんです。日本では、アクアマリンは結婚4周年の「アニバーサリーストーン」とされています。
鎌倉彫金工房の先輩作品
最後に、鎌倉彫金工房で作られた、アクアマリンを使用した先輩作品をご紹介いたします。
Pt900(プラチナ)・甲丸・2.0mm・クリア仕上げの指輪の中心にアクアマリンを埋め込んだ婚約指輪です。
淡く輝くブルーの宝石とプラチナがマッチして、優しく美しい輝きを持つ指輪に仕上がりました。
左はPt900(プラチナ)・甲丸・2.5mm・クリア仕上げの指輪の内石にアクアマリンを埋め込んだデザイン。右はPt900(プラチナ)・甲丸・2.0mm・クリア仕上げの指輪にダイヤをほどこした結婚指輪です。
シンプルなデザインの指輪の内石にアクアマリンを埋め込むことで、ご自身の誕生石を秘めやかに楽しむことのできるデザインに。
上からK18PG(ピンクゴールド)・甲丸・2.0mm・クリア/ヘアライン仕上げにアクアマリン。下はK18YG (イエローゴールド)・つちめ・2.0mm・クリア仕上げの結婚指輪です。
クリアとヘアラインの仕上げを合わせ、個性が光る指輪に淡いブルーのアクアマリンが映える美しい仕上がりになりました。
今回は、アクアマリンについてご紹介いたしました。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。