厳しい冬の寒さを乗りこえると、あたたかな春がやってきます。花が咲き始めて街々が彩られると、思わず外へ出かけたくなる人も多いでしょう。鎌倉彫金工房のある鎌倉も、春の訪れを満喫できるスポットやイベントがたくさんあるんですよ。

 

今回は、大切な人と一緒に春を満喫できる、鎌倉のおすすめスポットをご紹介します。

 

・鶴岡八幡宮

鎌倉の名所のひとつとして有名な鶴岡八幡宮。春には「桜の名所」になることをご存知でしょうか。

 

＞「段葛」の桜並木

由比ヶ浜方面から鶴岡八幡宮へ続く参道「若宮大路」の中央にある「段葛（だんかずら）」の桜並木は、「日本の桜名所100」にも選ばれている名所です。桜のアーチを堪能しながら歩く参道は美しく、夜になるとライトアップされた桜を楽しむこともできるそうですよ。

 

＞「源氏池」の桜

また、鶴岡八幡宮は、境内にも春の花々を楽しめる名所があります。

三ノ鳥居をくぐってすぐの場所にある「太鼓橋」。その両脇には、それぞれ「源氏池」「平家池」が広がっています。春になると、池のほとりに植えられた桜が美しく咲き乱れ、池の上まで伸びた桜の枝が水面に映り、美しい光景が広がります。

 

・源氏山公園で楽しむお花見

英勝寺と寿福寺の裏にまたがる源氏山にある「源氏山公園」。公園内には源頼朝像や大小の広場があります。鎌倉の桜の名所として人気があり、春になるとお花見やピクニック、ハイキングなどを楽しむ方がたくさん訪れます。

また、北鎌倉から大仏へ続くハイキングコースにもなっているため、少し足を伸ばすと歴史散策をあわせて楽しむこともできますよ。

 

・桜○日（さくらえんにち）

光則寺門前で開かれる「桜○日（さくらえんにち）」は、新鮮な魚介や野菜・漬物や惣菜・団子や洋菓子などの商品が並ぶ「朝市」です。長谷の有志が集い、東日本大震災復興支援の一環として 「朝市」をひらいたことからはじまりだそうです。穏やかな春の朝のなかで、地元名店が用意したお弁当や焼き鳥を堪能できます。

※今年の開催時期は、2月時点で未定のようです。

 

・鎌倉まつり

鎌倉の春の風物詩である「鎌倉まつり」。1959年から続く鎌倉を代表する観光行事で、今年で66回目を迎える「鎌倉まつり～行列巡行」は4月14日(日)より開催されるそうです。

甲冑姿に身を包んだ参加者たちが、鎌倉市内の寺社などを舞台に鶴岡八幡宮を中心に行進する「行列巡行」からはじまり、静の舞や流鏑馬、野点席などの伝統的な儀式を参観することができます。

 

今回は、鎌倉近郊の春のおでかけにおすすめのスポットをご紹介しました。

お二人の春の素敵な思い出づくりにぜひお役立ていただけますように。