ダイヤモンドの鑑定書ってなに?

2023.02.08

ダイヤモンドを選ぶ際、「鑑定書」についてお聞きになったことのある方はいらっしゃいますか。鎌倉彫金工房では、指輪作成時に0.2ct以上のハイグレード、もしくはトップグレードのダイヤモンドをお選びのお客様に、ダイヤの鑑定書をお渡ししております。

宝石を購入する際、その価値が客観的に記されている鑑定書があれば、安心ですよね。今回は、この「ダイヤモンド鑑定書」について、ご紹介します。

ダイヤモンドの鑑定書とは?

ダイヤモンド鑑定書とは、「グレーディングレポート(Grading report)」とも呼ばれ、天然のダイヤモンドに対して発行される品質保証書です。

天然ダイヤモンドの品質を鑑定(グレーディング)し、4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)などの基準に沿って、評価が記されます。

4Cについて詳しくはこちら

4Cのほか、ダイヤモンドの各部のサイズ、プロポーション、蛍光性、カットの等級、プロットなどの項目があります。「カラットに対して必要な直径寸法であるか」「正しい形状で美しくカットされているかどうか」「紫外線をダイヤに照射したときの蛍光性の強さはどうか」などが、評価項目です。

発行元の鑑定機関

ダイヤモンドの鑑定書を発行している機関はいくつもあります。鑑定書が付いていれば、品質が信頼できるというわけでもありませんので、鑑定元をしっかり確認することをオススメします。

鑑定書を発行している機関の中で、特に有名な3つをご紹介します。

米国宝石学会(GIA)ダイヤモンドの評価基準「4C」を定めたことでも有名な国際的な機関。英語表記です。

中央宝石研究所(CGL)日本国内最大手の鑑定機関。ダイヤモンドの画像付きで、日本語と英語で表記されます。

ジェムラボラトリー(AGT)GIAと提携している日本の鑑定機関で、特にカラーダイヤモンドの色識別で高精度とされています。

日本には宝石鑑別団体協議会(AGL)があります。上記以外にも、AGLに加盟している鑑定機関であれば、信頼できるといえるでしょう。

ちなみに、当工房でお渡しする鑑定書は、中央宝石研究所(CGL)が発行しています。

ソーティングとの違い

ソーティングとは、鑑別鑑定機関が宝石を鑑定した際に発行する簡易的な鑑定結果のことです。鑑定書のように本のようにはなっておらず、小袋に鑑定した宝石を入れ、小袋の表面に鑑定結果が表記されています。

鎌倉彫金工房のスタンダードグレードのダイヤについては、ソーティングのみをお渡ししております。ご希望ございましたら、お時間と費用は掛かりますが鑑定書もご用意できますので、よろしければご相談くださいませ

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