4月の誕生石『ダイヤモンド』の魅力
2023.05.05
婚約指輪や結婚指輪などに施す宝石の中でも、人気の高いダイヤモンドは4月の誕生石としても親しまれています。しかし、ジューンブライドと関わりがあることから「6月の誕生石」の方が相応しいのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなダイヤモンドについてお話します。
ダイヤモンドが『4月の誕生石』の理由
ダイヤモンドが4月の誕生石となった由来は諸説ありますが、そのひとつにアメリカの宝石商のお話があると言われています。
宝石の売上をあげようと考えたアメリカの宝石商が「愛する人への誕生日プレゼント」として、男性に宝石を購入してもらおうと考えたそうです。そこで、若い女性を対象に誕生日を調べたところ、偶然か、4月生まれが多かったため、価値の高いダイヤモンドが4月の誕生石に選ばれたとされています。
誕生石の定義は国によって異なると言われていますが、多くの国がダイヤモンドを4月の誕生石としているそうです。
・ダイヤモンドの石言葉は?
宝石商によって4月の誕生石に選ばれたとされるダイヤモンド。その石言葉は「変わらぬ愛」「純愛」「永遠の絆」など、婚約指輪・結婚指輪の装飾にもぴったりです。そんなダイヤモンドは、「人間関係を良好にする」という意味を持つパワーストーンでもあります。4月は、新年度・新学期であり生活環境が変わる季節です。これから新しいことに挑戦したり、心機一転する方へ贈る宝石としてもぴったりな意味を持ちあわせているんですね。
ダイヤモンドの歴史
ダイヤモンドは古代、紀元前4世紀ころからインドで取引されていたと言われています。当時はとても貴重な資源だったため、王族や富裕層の間で取引されていましたが、時代が経つにつれてヨーロッパを中心にファッションジュエリーとして広く親しまれるようになっていったそうです。
1700年代を過ぎると、ダイヤモンドの産地はインドからブラジルへと移行し、その後1800年代には南アフリカでも採掘が始まりました。現在では世界の様々な地域でダイヤモンドの採掘が行われています。
ダイヤモンドを施した先輩作品
ここで、鎌倉彫金工房の「ダイヤモンド」を施した先輩作品をご紹介いたします。
どちらもプラチナ素材、甲丸、クリア仕上げの結婚指輪です。左はリング幅2.0mm、右はリング幅1,5mmで、中央に誕生石のダイヤを埋め込んだデザイン。クロス加工をプラスしたことで、落ち着いた雰囲気にしなやかさと個性的な表情もあわせ持つ美しい仕上がりになりました。
こちらはイエローゴールド素材、甲丸、ヘアライン仕上げの結婚指輪です。リング幅2.0mmの指輪の中心にダイヤモンドを埋め込み、ゴールド素材の指輪にダイヤモンドの白い輝きが映える魅力的なデザインです。
次にご紹介する結婚指輪は、どちらも甲丸、リング幅2,5mm、紙ヤスリ仕上げ。左はプラチナ素材、右はイエローゴールド素材の指輪に、ダイヤモンドの内石を施しています。
結婚指輪は日常的に着用するため、シンプルなデザインが好まれますが、内石は指輪の表面から見えないため人気があります。
今回は、ダイヤモンドについてご紹介しました。これから新しい生活が始まる結婚を控えたお二人や、4月生まれの方にぴったりの意味を持つ魅力的なダイヤモンド。鎌倉彫金工房で手作り婚約指輪・結婚指輪を制作する際、ダイヤモンドもプラスしてみてはいかがでしょうか。