工房のある古都鎌倉は、伝統的な町並みや、芸術、工芸品など様々なお店などに出会うことのできる魅力にあふれる街です。昔から有名な観光名所だけでなく、新しいスポットやサービスもどんどん誕生しています。

今回は、鎌倉にまつわるニュースをいくつかご紹介します。

・江ノ電でタッチ決済が導入されました！

江ノ電では、4月15日より、タッチ決済機能で鉄道に乗車できるサービスを導入しました。クレジットカードの他、デビットカードやプリペイドカードによる決済や、スマートフォンでのタッチ決済も利用可能です。タッチ決済による鉄道への乗車は、ニューヨークなどの海外都市や、国内でも南海電鉄などですでに導入されていますが、首都圏では初めての導入になるそうです。海外など、遠方より鎌倉へ観光に訪れた際に、移動もより便利になりそうな素敵なニュースですね。

・「えもび鎌倉」で一味ちがう体験

今年の3月1日より、鎌倉駅前に観光向け電動トゥクトゥクのレンタルステーション「えもび鎌倉」がオープンしました。鎌倉には、豊かな自然や歴史的建造物、訪れて楽しい観光名所がたくさん存在しています。しかし、名所をたくさん巡るには、それぞれ距離が離れているため、移動が大変に感じることもありますよね。そんなときに「えもび鎌倉」で電動トゥクトゥクをレンタルすれば、鎌倉の名所から名所へ、効率的に移動することも可能に。開放的なトゥクトゥクに乗って移動すれば、電車や徒歩では味わえない楽しみ方が見つかるかもしれませんね。

※写真はトゥクトゥクのイメージです

・「鎌倉彫印鑑」が経済産業大臣賞を受賞！

鎌倉御成町の印章店「鎌倉はんこ」が、2022年度（第63回）全国推奨観光土産品審査会の民工芸部門において、経済産業大臣賞を受賞しました。受賞された「鎌倉ゆかりの縁起の良い印鑑　鎌倉彫『月野印』」は、鎌倉の伝統工芸「鎌倉彫」と印章職人が共同で制作した作品だそう。なんと、全国314社553商品の中から民工芸部門のうち、最優秀賞にあたる経済産業大臣賞に選出されたそうです！

・「材木座公会堂」の改修が完了

最後にご紹介するのは、鎌倉の有形文化財「材木座公会堂」の、大規模改修が完了したニュースです。1918（大正7）年に集会所兼防災施設として建築された材木座公会堂は、貴重な木造文化財を後世に引き継ぐために、2022年6月から改修工事を行っていました。大規模改修工事では、耐震強化やバリアフリー化などが実施されより安心して利用しやすくなり、3月22日にお披露目式が開かれ、現在では一般利用ができるようになっています。

今回は、鎌倉にまつわるニュースをご紹介しました。鎌倉を訪れた際により楽しく、より便利に満喫してくださいね。