季節で異なる表情が魅力的な鎌倉の四季
2023.08.10
鎌倉彫金工房のある古都鎌倉は、豊かな自然や歴史的な建物など、魅力的なスポットの多い歴史ある街です。訪れる季節によって異なった景色を楽しむことができることも鎌倉の魅力のひとつなんですよ。
今回は、鎌倉の四季についてご紹介いたします。
春の花々
明月院は、紫陽花や紅葉で有名なお寺ですが、春の季節も美しい桜の姿を見せてくれます。4月初旬の北鎌倉駅から明月院へ向かう明月院通りでは、ソメイヨシノが咲き並び、本堂へ向かえば満開のしだれ桜が出迎えます。特に山門近くに咲き乱れるしだれ桜は圧巻です。
また、4月中旬近くになるとツツジが咲き、ツツジの薄紫としだれ桜の薄ピンクのグラデーションも見どころです。
鶴岡八幡宮の境内の源氏池では、池すれすれに這うように咲き乱れる多くの桜は、上も下も見渡す限り満開の桜という贅沢な景色を堪能できます。さらに、ほとりにある神苑ぼたん庭園では、桜とぼたんのコラボレーションも美しいです。
夏の風物詩
花の御寺(みてら)と呼ばれる長谷寺では6月上旬から7月上旬にかけて、斜面一面に咲く40種のあじさいが由比ヶ浜の景色を彩ります。他にも明月院や成就院、円覚寺、光則寺などといった様々なお寺でも多くのあじさいが植えられており、楽しむことができるでしょう。
そして梅雨が明け夏本番となれば、海開き。
鎌倉では毎年、材木座、由比ヶ浜、腰越の3つの海水浴場を開設し、多くの人々が海を楽しんでいます。また、毎年8月に開催されるぼんぼり祭りも鎌倉夏の風物詩の一つです。夜には灯されたぼんぼりを眺めながら屋台を見て回るのも、楽しみのひとつになるでしょう。
秋の景色
天園ハイキングコースにある、獅子舞の谷は知る人ぞ知る鎌倉屈指の紅葉スポットです。
山道の為歩きやすい服装が必要ですが、足元から頭上まで視界を埋め尽くす紅葉をかき分けていけば、空の青と木々の紅や黄、緑が重なり合う光景は必見です。
冬の楽しみ
鎌倉の冬は、三方に囲まれてる山から東京や横浜と比べると比較的落ち着いた気候。雪が降る事は珍しく、稀に積もったときにはまるで別世界のような一面を見せます。
稲村ヶ崎温泉は鎌倉唯一の天然温泉で、日帰りで入浴を楽しめます。目の前に広がる鎌倉の海と空を眺めながら浸かる温泉は特別なひと時になるでしょう。
訪れる季節によって様々な一面を楽しむことができる、鎌倉の四季をご紹介しました。工房での指輪作りと一緒に鎌倉の四季も楽しんで、素敵な思い出にしてくださいね。