9月の誕生石「サファイア」のこと
2023.10.03
青く美しい輝きを持つサファイア。「青い宝石」として最も有名なサファイアは、9月の誕生石のひとつでもあります。
今回は、サファイアの歴史や石言葉についてご紹介します。
・サファイアの歴史
サファイアは、古来から何世紀にも渡って世界中の人々から愛されてきた歴史のある宝石です。
空や宇宙を連想させる青さは天を象徴する石や、最も神に近い神聖な石とされ、聖書の中でも何度も登場しています。この神聖さから、中世ヨーロッパでは聖職者たちは皆、サファイアの指輪を身に着けていたそう。
また、古代ギリシャやローマの王族たちからは、サファイアが「真実・誓いを象徴する宝石」として羨望や危害から守ってくれると信じられ、愛用されていたと言われています。
・サファイアの石言葉とその意味
サファイアの宝石言葉は「慈愛」「誠実」「成功」「徳望」「真実」。
心の底まで届きそうな深い青色は揺るぎない心の象徴とされ、身に着けることで心が穏やかになり、誠実な愛をもたらすとされています。
また、浮気心やよこしまな考えを持つと、石の色を濁らせてしまうともいわれ、男性が美しい女性にサファイアを贈ることで相手の気持ちを試していた、などといった一風変わった言い伝えもあるようです。
こうした経緯から、サファイアはお守りやパワーストーンとしても強いパワーがあると信じられています。
・鎌倉彫金工房の先輩作品
最後に、鎌倉彫金工房の先輩作品をご紹介いたします。
つちめ(2.0mm)、Pt900(プラチナ)・マット仕上げの指輪の中心にサファイアを埋め込んだデザインの結婚指輪。マットな質感の指輪にサファイアの青色が合わさり、清らかで落ち着いた印象に仕上がっています。
甲丸(1.5mm)、K18PG(ピンクゴールド)・クリア仕上げの指輪の中心からサファイア、ブルーダイヤ、ダイヤをあしらった婚約指輪です。濃い色の宝石を中心に、グラデーションになるように石が配置された豪華で美しいデザインです。
甲丸(2.0mm)、K18YG (イエローゴールド)・クリア仕上げの指輪にダイヤモンド0.2ct、内石にサファイアを埋め込んだ婚約指輪です。スタンダードなデザインが美しい婚約指輪の内側に誕生石をあしらったことで特別な仕上がりに。
今回は、9月の誕生石であるサファイアについてご紹介しました。結婚指輪に埋め込む宝石としてもぴったりの意味を持つサファイアを、お二人の特別な結婚指輪に添えてみてはいかがでしょうか。