2月の誕生石「アメシスト」のこと
2024.01.30
高貴で美しい紫色を持つアメシストは、古くから人々の間で親しまれてきた宝石のひとつ。そんなアメシストは、2月の誕生石としてだけでなく、パワーストーンとしても高い人気を持っています。
今回は、アメシストの歴史とその石言葉についてご紹介いたします。
・アメシストの持つ歴史
「紫水晶」とも呼ばれるアメシストは長い歴史を持ち、2万5000年前の遺跡から装飾具が発掘されていると言われています。紫色の宝石は大変珍しく、古来より高貴な身分の人たちの印材として使われるなど、貴重な宝石として大切にされていました。
また、アメシストの名前の由来はギリシャ語で「酒に酔わない」という意味のアメシスタス(amethustos)とされ、古代ギリシャではお酒に酔わないお守りとしてアメシストを身につけていたそうです。
・アメシストの「石言葉」とその意味
2月の誕生石アメシストの持つ「石言葉」には、以下のようなものがあります。
・高貴
・誠実
・心の平和
・真実の愛
高貴な紫色を持つアメシストは、かつてはキリスト教の司祭など、神聖な身分の人だけが身につけることを許されていたとされ、マイナスなパワーをプラスに変える「パワーストーン」としても親しまれています。
また、愛を守りながら育む力を与えてくれる「愛の石」とも呼ばれていることから、2月の誕生石としてだけでなく、愛に包まれながら穏やかに過ごしたいと願っている方へもおすすめな宝石なんですよ。
・鎌倉彫金工房の先輩作品
最後に、鎌倉彫金工房で生まれた「アメシスト」をあしらった結婚指輪・婚約指輪をご紹介します。
左からPt900(プラチナ)・平打・2.5mm・マット仕上げの指輪にアメシスト。
右はPt900(プラチナ)・甲丸・1.5mm・クリア仕上げの指輪にアメシストをほどこした結婚指輪です。おふたりそれぞれの好みに合わせた仕上げの指輪に、おそろいのアメシストをほどこすことでつながりを感じられるデザインに仕上がりました。
K18PG(ピンクゴールド)・甲丸・1.5mm・クリア仕上げの指輪にアクアマリン・アメシストを交互に埋め込んだデザインの婚約指輪です。ピンクゴールドの指輪と宝石の色が美しく、指元を上品に彩る仕上がりになりました。
左からK18YG (イエローゴールド)・つちめ(2.5mm)・ヘアライン仕上げの指輪の内石にアメジスト。
右はK18YG (イエローゴールド)・つちめ(2.0mm)・ヘアライン仕上げの指輪の内石にサファイアを埋め込んだ結婚指輪です。一見シンプルな仕上がりの結婚指輪に、それぞれ誕生石を埋め込むことでおふたりだけの特別なデザインに仕上がっています。
今回は、2月の誕生石アメシストをご紹介しました。
「愛の石」とも呼ばれるアメシストを添えた、おふたりだけの特別な結婚指輪をお作りになってみてはいかがでしょうか?