結婚式におすすめのお日柄とは?吉凶を占う「六曜」について
2024.11.30
結婚式は縁起の良い「大安」がオススメ!といった言葉を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
お二人の大切な記念日となる結婚式は、せっかくなら縁起の良い日取りに執り行いたいもの。そこで今回は、結婚式の日取りを決めるのにも重要な「六曜」についてご紹介します。
六曜とは?
「六曜」とは暦に記載される吉凶を占う暦注のひとつです。
もとは中国発祥の時刻占いとして、鎌倉末期から室町時代に日本に伝わり、時代とともに名称や使われ方も変化してきました。現在では「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つから構成されるため「六曜」と呼ばれ、七曜と区別するため「六輝」とも呼ばれるようになりました。
主に冠婚葬祭などの儀式と結びついて使用され、私たちの生活の中に浸透しています。
結婚式におすすめの六曜、避けたほうがいい六曜は?
「大安」は「大いに安らかでいられる日」として、六曜の中でも最も縁起の良い日のため、結婚式等お祝い事をするのに最適な日と言われています。
次に縁起の良い日とされる「友引」は「友を引き寄せる・引き分けになる日」として正午のみ凶であとは吉。「先勝」は「先んずればすなわち勝ち」として午前は吉で午後は凶、「先負」は「先んずればすなわち負ける日」として午前は凶で午後は吉、「赤口」は「赤い口の鬼が災いをもたらす日」として鬼が休みを取る正午のみ吉であとは凶…と、時間帯によって吉凶が変化します。
「仏も滅するような大凶日」の意味を持つ「仏滅」は、一般的には結婚式や祝い事には適さないとされていますが、「万物の終わりと始まりの日」とされ、午前は凶でも午後は吉という説も存在します。
結婚式は大安じゃないとだめ?話し合って決めることが大切
日取りは親も気にする大事なポイントなので、きちんと会話しながら決めたいもの。「大安」の日が結婚式に人気ですが、六曜を信じるか信じないかは人それぞれです。
「仏滅」も従来は不吉とされる日ではありますが、一方で希望する日程や式場を挙げることが叶いやすくなり、特別なサービスや特典を用意している会場もある等メリットも満載です。
また、「六曜」の他にも「天赦日」や「一粒万倍日」などの開運日や、お二人の記念日、「11月22日(いい夫婦の日)」といった語呂合わせで覚えやすい日など、現在のお日柄選びには様々な要素が取り入れられているそうですよ。
今回は、「六曜」についてご紹介しました。
結婚式のお日柄選びは、伝統的な価値観と個人の判断が交錯します。六曜の意味を理解した上で、お二人にとって最適な日を選ぶことが大切です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。