ダイヤモンドを選ぶ際に重要となる、品質評価国際基準「４C」。

そのひとつである「カット」は、４Cのなかでも特に重要だと言われています。

今回は、ダイヤモンドの「カット」についてご紹介します。

 

ダイヤモンドの「カット」とは？

ダイヤモンドの４Cのひとつ「カット」は、ダイヤモンドの「輝き」を決定する要素のこと。その評価はダイヤモンドの全体的なバランスを決める「プロポーション」と、研磨の状態や対称性を決める「フィニッシュ」で構成されています。この2つが優れていることで、ダイヤモンドはより一層きらめくような輝きを放つのです。

 

ダイヤモンドの「カット」の重要性とは？

ダイヤモンドのカットは、4Cの中で唯一職人の技術によって決定される要素です。

高グレードのカラーやクラリティを持つダイヤモンドでも、カットの質によってはくすんで見えたり、歪に見えてしまうことも。そのため、カットはダイヤモンドの輝きを決定する一番重要な要素と言われています。

 

ダイヤモンドの品質を決めるグレードとは？

ダイヤモンドの光り輝くようなきらめきを生み出すためには、「プロポーション」と「フィニッシュ」の2つの要素が重要です。

総合評価は「エクセレント」「ベリーグッド」「グッド」「フェア」「プア」の5段階で、さらに細分化すると以下の7つの構成要素に分かれます。

・ポリッシュ　　　：研磨の品質

・シンメトリー　　：対称性

・耐久性　　　　　：ガードルの厚み

・重量比　　　　　：直径と重量のバランス

・ブライトネス　　：輝き（白色光の反射）

・ファイアー　　　：ライトの下で見える虹色の輝き

・シンチレーション：ダイヤモンドを動かした際に見える、光や明暗

 

鎌倉彫金工房でのグレードは？

鎌倉彫金工房のダイヤモンドは、お二人にぴったりのダイヤモンドをお選びいただくため3種類のグレードをご用意しております。

・「カット：VERY GOOD 」「カラー：H」「クラリティ：SI」のスタンダードクラス

・「カット：EXCELLENT」「 カラー：F」「クラリティ：VS」のハイグレードクラス

・「カット：EXCELLENT 」「カラー：F」「クラリティ：VVS」のトップグレードクラス

 

手作り結婚指輪・婚約指輪コースでは、スタンダードクラスは0.03ct、0.1ct、0.2ct、0.3ctの4種類、ハイグレード/トップグレードクラスは0.2ct、0.3ctの2種類の大きさをお選びいただけます。

ダイヤモンドプロポーズコースは、3グレードの中から0.2ct、0.3ctの2種類の大きさをお選びいただけます。

※「スタンダード」のダイヤモンドには、簡易的な鑑定書（ソーティング）が付属します。

 

ダイヤモンドの４Cについて、以下の記事でも詳しく解説しています。

・ダイヤモンドの「クラリティ」について

・ダイヤモンドの「カラー」について

合わせてご活用くださいませ。