Staff interview

作ることに関しては不安はありません。ただ……

Craftman interview 06

K.MANO

ジュエリー職人の道を一筋に歩み続ける真野が、鎌倉彫金工房にやってきたのは3年前。ひたすらに技術を極め続ける彼に、どのような想いでお客様と、指輪と向き合っているか話を聞きました。

職人インタビュー vol.6 K.Mano

プライベートでもジュエリー作りを楽しんでいます

鎌倉彫金工房に来る前は、母校でもあるジュエリーの専門学校で講師をしていました。その前はブライダルジュエリーのブランドで職人を。ジュエリーづくり一筋でここまできたという感じです。

職人を志したのは工業高校に通っていた高校生のころ。兄が結婚する時、結婚指輪を選ぶのに私もついて行ったんです。その時からですね。もともとものづくりが好きだったというのもありますが、こんなにも綺麗なものを人が作れるのか、自分も作れるようになってみたいと感じました。

学校や前職で技術を学んで技術者としての資格を取ったり、実は自宅にも工房と同じような工具や作業台があったりして。仕事から帰ってきて休日まで、プライベートでもジュエリー作りを楽しんでいます。

とにかくジュエリーやアクセサリーを作るのが好き。自分のブランドを持ちたいという思いもない。一般的なジュエリーブランドでは、デザイナーがいて、材料を集めてくる人がいて、それをもとに指示書ができます。私が興味を持ったのは、その指示書を見ながら作ることだけ。純粋にジュエリーを作る人でいたいんです。

職人インタビュー vol.6 K.Mano

一番はお客様に楽しんでいただくこと

初めて工房の指輪作りを見たときに感じたのは、ひとつの指輪を作るのにすごく時間がかかっている、ということでした。電動の工具を使ったほうが早く仕上がるのにとか、この工程はショートカットできるのにとか、少々もどかしく感じたのを覚えています。

でも、鎌倉彫金工房での指輪づくりって楽しんでいただくっていう要素が大きいんですよね。お客様の楽しさに関わらない工程で改善できそうな部分はお伝えして採用してもらいながら、「楽しさ」を重視した指輪作りを知りました。

今は私も、お客様に楽しんでいただくことをモットーにしています。ネガティブな気持ちをゼロにしてお帰りいただくのが一番。ただそこをひたすら考えていますね。そのためにこだわっているのは、どういったものが作りたいとか、どの工程が苦手そうだとか「見て、聞くこと」です。

職人インタビュー vol.6 K.Mano

作ることに関しては不安はありません。ただ……

学校で教えていた経験があったので、工房での接客もそれと同じようなことかなと。技術的な心配もなかったですし、できなくはないかなと思っていました。実際今も作ることに関しては不安はありません。ただ、接客は奥深いですね。未だに緊張します。

人によって違ったりもしますし、マニュアルもないですから、うまく、楽しく作っていただくのは難しいなと思います。

そんな中で見つけた私ならではの強みは、できない理由をお伝えできること。「こんな指輪を作りたい」とお客様が仰った際、できない場合もあったりするんですが、工房としてお断りしていると言うだけではありません。どういった技術的な理由があってお断りしているかを、はっきりとお伝えすることができます。加えて「その代わりにこれならできます」とご提案もできる。積み重ねてきた技術が、接客においての強みにもつながっていると感じます。

職人インタビュー vol.6 K.Mano

幸せをいただいているような気持ちに

この仕事の一番のやりがいは、完成したあと、喜んでいるお客様の顔が見られることです。前職の工房では、デザイナーが書いた指示書を見て、それ通りに作るだけ。お客様の顔を直接見ることはありませんでした。特に大きいメーカーの工房は分業制を徹底していて、ひとつの工程を終えたらすぐに次の指輪という感じで効率化されているんですよね。

品質を担保するのには有効ですが、誰のために作っているか分からないと感じることもありました。鎌倉彫金工房で直接お客様に指輪をお渡しすることができるようになって、幸せをいただいているような気持ちになれました。

手作りならではの良さって、実は働く側にもあるんですよね。

職人インタビュー vol.6 K.Mano

真野のおすすめリングは……
平打

シンプルな形で存在感があり、末永くお使いいただけるかと思います。指輪の幅や素材を変えて、重ね付けもしやすいデザインです。お二人で仕上げを変えて違う印象にすることもおすすめです。

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